映画『ホール・イン・マネー 大富豪トランプのアブない遊び』は見る価値なし。

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田舎の人達が自分達が慣れ親しんだ自然を奪ったトランプに憤慨しているのを
ノンフィクション形式で公開した映画です。
でもその土地は国のものだし、誰にでも買う権利があるから法律的にはなんの問題もない。逆に批判するために無理やり屁理屈でこんな映画を作るのは程度が低いとしか言えない。トランプの名前を使って一儲けしたかっただけだと思う。特に盛り上がる箇所も笑い所も一切ない3流映画だった・・・


現在、共和党の大統領候補者指名争いでトップを走るドナルド・トランプ。
彼が経営する不動産会社が、数年前にスコットランドでゴルフ場を建設しようとするが地元住民に反対され、計画を断念するに至る。
その顛末をレポートしたドキュメンタリーです。

アンソニー・バクスター監督自らの突撃取材を軸に、前作(同じテーマ、本邦未公開)の主要登場人物でトランプの地上げに徹底抗戦し農場を守り抜いたマイケル・フォーブス氏が「トップ・スコットランド人賞」を獲得した様子や、監督の叔父がお金をかけずにゴルフを楽しむ様子などが映される。
これに、トランプと彼の息子、環境問題に関心がある(らしい)アレック・ボールドウィン、環境保護活動家のロバート・ケネディJr.などのインタビューから、トランプの強引なやり方を浮き彫りにする、というもの。
息子のドナルド・トランプJr.はアフリカで狩猟をして仕留めた象の尻尾を切ったり豹を吊るした写真をネットにアップしたという、ろくでなし。息子と父親の政策とは関係ないかもしれないけどアメリカでも“Like father , like son.”(この親にしてこの子あり)って言うからなぁ…
余談ですが、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の脚本家によると、悪役ビフのモデルはトランプだそうです。初めてトランプを見た時に、なんか既視感があると思った(苦笑)


さて、副題に「大富豪トランプのアブない遊び」とありますが、
トランプとは無関係の開発業者が、クロアチアの世界遺産ドゥブロヴニクの背後にあるスルジ山を削平して、グレッグ・ノーマンがデザインしたゴルフ・コースと高級リゾートクラブを建設しようと計画していることも映画の中で告発されています。
こちらの方がトランプよりも興味深いし、深刻です。
建設反対派のドゥブロヴニク市民が署名を集めて国民投票を実現させ、見事に圧倒的多数が反対に票を投じる。
これで安心かと思いきや、開発推進派の市長が投票率自体が低いことを理由に投票結果を無視し開発計画を進め、今に至る。
大多数の民意に耳を傾けず、既定の路線を突き進む行政や司法という構図は、どこかの国でもよく目にしますね(^-^;


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