僕の博士審査会を振り返る

大学を出た証明書、つまり学位には大きく分けて学士(大学卒業)、修士(修士課程卒業)、博士(博士課程卒業)があります。僕の感覚からすると、学士・修士号と、博士号には相当な大変さの開きがあります。僕は博士号を持ってますが、それまでとは比べ物にならないくらい大変でした。かといって、今後多くの待遇をもらえるかというと、そうではない気がする。割に合わない資格です。

博士号を取得するには審査があります。博士論文を提出し、その論文に関して発表を行います。それを外部の教授数人が見て、OKだと無事博士号が取得できます。

僕が今いる研究所にも一人、今週発表がある学生がいます。その発表練習が今日ありました。正直、あまり発表に力を入れていない気がしました。明後日発表だったのにあまりできてなかったし。

僕はちょうど一年前発表でした。正直僕はかなり発表練習が嫌いで、本番以上にストレスがたまります。理由は、コメントする側があまり建設的なコメントをしないからです。重箱の隅を楊枝でほじくるような細かいコメントばかりしてきます。きっと自分が賢いことをアピールしたいんでしょうね。そういう人は「細かいかもしれないけど、重要だから」って言いますが、僕はそう思いません。でも計三回しましたよ。むかつきながら。

それでも、とある人物が発表当日の朝にもう一回練習しようと言い出しました。その時は僕は、強い口調で断りました。ふざけんなと言わんばかりに。朝練習しても、もう修正できないできないし、1回みんなで練習するよりも自分だけで3回練習したほうが覚えるし。

発表は終わり、無事博士号はもらえましたが、結局その人の関係は微妙になりました。僕はまだ自分が正しいと思っています。多分僕みたいな考え方の人は出世しないんでしょうね。
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