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散歩・お風呂・アイスクリーム

このブログを見ている人はわかるかもしれないが、僕はひどくネガティブな人間なのである。日常の基本がネガティブにできている。特に月曜日の朝はやばい。 僕がネガティブになる要因は、現実と理想のギャップである。僕は博士号を取得し、高い給料を貰い外国で悠々自適に生活をしているはずだった。しかし、現実は東京の小さなブラック会社で毎日社長のトシの愚痴を聞いて、生活が出来るか出来ないかギリギリの給料をもらっているのである。 僕はこの仕事は数ヶ月で終わって、後は外国に戻ろうと思っていた。しかし今はもう6月の後半。3ヶ月程度でなんにも変わっていないところを見ると、このままずっとこのブラック会社で働くことになるんじゃないかと思ってしまう。この会社にいることを想像すると、胃が痛くなって吐き気がしてくる。 仕事が終わった後も休めないことがまた辛い。就活もしなければならないし論文も書かないといけない。研究者であれば本来は仕事時間に出来ることなのだが、現在の職場はそういうわけにも行かない。 このウサを晴らそうと思い、散歩にでかけた。一時間程度の散歩は心も体もリフレッシュされる。しかし、途中でいきなり雨が降ってしまい、急いで家に帰る。 家に帰ると、寂しくてやってられないからまたストレスを発散させようと、買っていたアイスを食べる。食べてもまだ収まらないから、湯船を張り入浴剤を入れて風呂にはいる。現実逃避である。 現実逃避をしていても、一歩も進まないことはわかっている。現実逃避を言い訳にして、一歩も進みたくないこともわかっている。僕はただ自分を悲劇のヒーローに仕立てあげようとしているただの普通の人なのである。 考えれば考える程、ネガティブになってしまう。それが悪循環になり、吐き気がしてくる。このネガティブスパイラルを打破しなければならない。もっと誠実に、シンプルに考えないといけない。頑張ろう。

良い休日

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今週の土日は、両方とも外出をした。 土曜日は六本木の国立新美術館に行き、ルノワール展を見た。美術館に行くのは非常に久しぶりで、僕自身美術というのにあまり興味はないのだけれど、美術館に行く休日は非常に正しいと思い行ったのである。 日曜日は朝マックをして、その後に吉祥寺に行った。僕は以前から何もやることがないと吉祥寺に行く。都心よりも近いし、大きくもない。しかも公園もある。吉祥寺に着き、井の頭公園近くのスターバックスに行った。コーヒーを頼み、図書館で借りた湊かなえの『夜行観覧車』を読む。その後に、隣りにある有名な焼き鳥屋「いせや」で焼き鳥ともつ煮込み、そして焼売を食べた。井の頭公園に降り一周して少しだけ大道芸を見た。その後北口に行ったら、大勢の警察官がいた。どうやら安倍総理が自民党の街頭演説をやるらしい。こんな機会はあまりないからしばらく待って安倍総理の演説を聞いた。すごい人気だ。安倍総理はあまりしゃべりはうまくないようなイメージがあったけど、全くそんなことはなかった。ちゃんと盛り上げて、一番盛り上がったところで間を置く。聞いている聴衆が、拍手をしやすいように喋っている。 今週はいい休日だった。 僕は自分の中で特にお金の面で色々なルールを課している。一週間に使えるお金を決め、外食は週に二回だけ。日頃のストレスから、平日に外食のカードを使うことが多いから、自然と週末は窮屈になることが多い。かと言って何もしないとまた苦しい平日になり、土曜日の朝からブルーマンデー状態になる。今週はそれはやめようと、あまりお金のことを考えない生活をした。やりたいことをやろうと。元々僕は浪費をしないタイプだから、一般的に見たら大した金額ではないけれど、費用対効果を気にし過ぎることもなく食べたいものを食べ行きたいところに行くのはとても楽しかった。 僕は自分に甘いタイプなのかもしれない。その結果が今僕がブラック企業に努めていることなのかもしれない。僕はそこから打破したいのだが、どうしても出来ない。手帳にやるべきことを書いても出来た試しがない。 自分に厳しい人というのはどういう考えなのだろうか。例えばダイエットなら、好きな食べものを我慢して痩せようとしているときに、どういう考えがあるのだろう。僕はそれを聞いてみたい。一番聞いてみたい人はイチローだけど、さすがにそれは無理だから、こ