出国時のあれこれ
30日に僕は日本を出国した。その二日前、28日には家を引き払い、それからは静岡県三島市の友人の家に泊まっていた。
フライトは30日の12時。いつもは問答無用で鈍行しか使わないが、今回ばかりは新幹線と成田エクスプレスと、豪華に交通費を使った。
成田に着き、宅急便で送っていたスーツケースを取る。東京から成田空港までわずか1300円。安い。僕のスーツケースは一番大きいサイズで、明らかに重量オーバーだと思ったが、家に体重計がないので確認ができず、結局そのまま送った。
成田空港には重量計が置いてあり、そこで測ると26キロだった。制限は23キロだが、3キロぐらいは見逃してくれるだろうと安心し、チェックインへ。
Eカウンターと聞かれ、大勢が並んでいたのでそこで並んだ。僕が乗る飛行機は、アエロフロート、モスクワ経由パリ行き。モスクワに行く人は少ないと思ったが、パリに行く人が大勢いるのだろう。よく見るとみんな浮かれているような気がする。
しかし、列に並んでいるとどうもいろんな文字が韓国語で書かれてある。客もスタッフも韓国語をしゃべっているのが多い。ロシア語は全く見ないが、「これが共同運行便だ」と思い、列に並んでいた。僕の番になり、パスポートを見せると、怪訝な表情をされ、ここではないと言われた。Eカウンターと言っても裏側だったのだ。これで15分は損をした。
幸いにもアエロフロートには人が少なくすぐにチェックインができた。しかし、またここで問題。預け荷物の26キロというのが見事に引っかかったのである。しかも、追加料金は12000円。HPにはモスクワー東京間は手荷物が二個までOKと書かれてあるのに、結局は一個しかダメらしい。料金も払えず、手荷物を増やすこともできないので、手荷物のリュックと荷物を交換することになった。
僕が持っている荷物の中で重いものは、フライパン、皿、ハードディスク、本、パソコンである。僕のリュックには下着類が入っていたからそれと交換。さらに中に入っていたジャンバーは着ることにした。一気に手荷物が重くなった。その後測ったら23.1キロ。ギリギリOK。よかったー。手荷物も一応10キロという制限があるらしいが、手荷物は重さは測られなかった。
予定より30分ぐらい遅れたが、無事荷物は預けることができた。朝から何も食べてないので食堂