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なんでおっさんって終身雇用が当たり前と思ってるの?

続けて、元の職場のおっさんに対する愚痴。なんか急に過去に言われた発言が気になってここで愚痴を書いてすっきりさせようと思ってます。 スウェーデンに来る前に、元の職場のおっさんに「スウェーデンでその仕事をずっと続けていくつもりなの?」と言われた。 僕は前の記事に書いた時よりも一層「は??」と思った。もし僕が女子高生だったら間違いなく「マジありえないんだけど?」って言ってたな。 研究者は基本的に終身雇用ではない。だいたい2,3年が任期で、大学教授だって5年が任期だ。 もし、そうでなかったとしても、僕は同じ場所で同じ職場にいるなんて、そんな退屈な人生送りたくない。せっかく地球にはいろんな場所や仕事があるんだから、できるだけたくさん経験したいし。それに場所を移るっていうのは相当なエネルギーがかかるけど、その分だけ自分が成長していると確信している。 きっとそのおっさんは、とにかく安定だけを目指して生きてきたんだろうな。つまらない人生だ。 すいません、ここで愚痴をやめます。

おっさんに言われた「君の選択はベストか?」の意味

スウェーデンに来る前に、元の職場のおっさんが「君のやりたいことをやるのに、スウェーデンがベストなの?」って聞かれた。僕は正直「は?」と思った。 ベストかどうかと言われると、ベストではないと思う。僕にとってもっといい環境は他にもたくさんあった。でも、仕事をするには誰かに雇ってもらわないといけないのだから、自分がやりたいことがあっても、雇ってもらえなければできない。僕はどうしてもスウェーデンに来たくてたまらなかったわけではなく、たくさん履歴書を出して、受かったところがスウェーデンだったというだけだ。 ただし、"僕が選ぶことが出来る選択肢"の中ではスウェーデンがベストだったと思う。あの時の僕の選択肢は、スウェーデンに行くか、東京の株式会社ブラックに留まるかだ。あのまま株式会社ブラックにいるなんて、考えるとおぞましいし、どっか海外で暮らしたいと思っていた。その際には人とモノが集まる都会がいいと思っていたので、ストックホルムに就職できたのは良かった。 元の職場のおっさんは一体どういう意味で「スウェーデンがベストか?」と聞いたのだろうか。もし「世界中のすべての職場の中でスウェーデンの職場がベストか?」と聞いたのであれば、あのおっさんはすべての事柄が自分の思い通りにいく超権力者か、自分のやりたいことに挑戦したことのない人間だろうな。

スウェーデンに来てからの不安要素

スウェーデンに来てから人生に関わるような不安要素があり、それが今週ついにその不安要素が取れたということを書きました。 その不安要素というのは、ずばりビザだったのです。 僕はスウェーデンに数年間は滞在する予定ですが、90日以上外国に滞在する場合はビザが必要になります。 僕は日本にいる間に申請し、承認されるのを待たずしてスウェーデンに入国しました。90日以内であれば合法的に滞在し、かつその期間内の仕事はすることが出来るのですが、もしその間に承認がおりない、あるいは拒否された場合は日本に帰らないといけません。承認が降りなかった場合は、スウェーデンでは仕事ができずにクビになります。 僕は承認が降りなかった場合のクビを、非常に恐れていました。その理由はまた次の記事に書こうと思いますが、拒否されるんじゃないかと不安で毎日深夜に目が覚めていました。 なぜこんなに不安だったかというと、ビザを拒否されるのではないかと思わせるような出来事が何回かあったからです。 1.入国時に「Permissionあるの?」と聞かれる。 9月30日にモスクワを経由してスウェーデンのアーランダ空港に到着。すぐに入国審査でしたが、その時に少しもめました。 審査官が、入国する内容と滞在日数を聞いてきました。ここで僕は仕事で2年間滞在すると言いました。旅行で一週間とか言えばすんなりいったかもしれないですが、帰りの航空券は持っていなかったし、嘘をつくともっとめんどくさくなりそうだと思い、正直に答えました。 審査官は「Permissionが必要だ」と言ってきました。僕はもちろん持っておらず、「Visaを申請している」と答えました。日本人であれば少なくとも3か月間滞在するのは合法だからそのときは強気に答えました。 その後審査官はいろいろパソコンで調べ、何かを入力ししぶしぶ僕のパスポートにスタンプを押しました。時間がかかり乗客の中で審査を抜けたのは僕が最後でした。 2.仕事の契約時に「すべての人はPermissionもらってから来るよ」と言われる 仕事の契約の際に、パスポートのコピーと、本当にビザの申請をしているのかの証明を提出されました。無事に契約できましたが、ビザなしで滞在できる3か月までの契約。その担当の事務の人に、「ほかの人も

やっと心のトゲが取れました

スウェーデンに来たときから不安要素だったものがあり、もはや僕は生きる必要もないんじゃないかと思ってました。その時の記事はこちらです。 死んだっていいのだ。だから落ち込まないようにしよう 致命傷に為るかならないか、分からない状態だったのでまるで指に入ったトゲ(山口とかではすいばりという)のような存在でしたが、その不安要素がついに消えました。 不安要素については、今日の夜に記事書きます。

なぜ研究者は現状維持思考なのか

先週の大統領選挙、もちろん僕の職場でも大きな話題になっていた。僕の職場はほとんどが研究者、アメリカ人も何人かいるが、そのすべてがヒラリー支持だった。 今年の前半であったイギリスのEU離脱も、研究者のほとんどは残留派だったという報道がある。どうやら、研究者と全国民の間には、バイアスがあるらしい。研究者というのは職業柄 変化することを好みそうだがなぜ現状維持派が多かったのだろう。 その理由の一つは、研究者は世間から離れたところで生活をしているというのがあるだろう。研究者というのは基本的に世間の役に立たないようなことばかりをしている。「100光年先の銀河を見つける」とか「蛇が足がなくなった理由を調べる」とか。だから、わからないことは自然と現状維持になるので、ヒラリー派、EU残留派多かったのだと思っている。 もう一つの理由は、研究者が裕福な家庭の出身が多いというのがあるだろう。トランプ勝利、EU離脱の共通点は、「既得権益者による政治からの打破」だった。つまり、今権力を持っている人に有利なように政治をする。研究者というのは、教育に膨大な金がかかり、なおかつ医者のように回収もできない。だから、親が金持ちな人が多い。つまり既得権益者側な人が多い。 ちなみに僕は、既得権益とは無縁でそのために苦しめられたことがある。実際に僕は高校から奨学金を借りているのでその借金がめちゃくちゃ重くのしかかっている。だから、既得権益者とか金持ちには、嫉妬もある。今回の大統領選挙とかイギリスの国民投票とかとにかくのさばっているやつを懲らしめるのは賛成。

大きな月

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今週の怒涛の雪攻撃も、週末には収まり土曜日は晴れ。雪が真っ白に照らされて綺麗でした。ただ、地面はベチャベチャで雪が残っているところはまだ滑るし、歩きにくいことには変わりありません。早急に靴買わないといけないけど、高いからなぁ。 午後四時にはもう暗くなり、外を見ると大きな月が出ていました。満月ではないけど、きれいな月。 前も書いたけど、月は世界中のみんながおなじものを見てるんですよね。しかも満月のときはどこの国でも満月だし。

スウェーデンで酒を買うときは、Systembolagetで買わないといけない

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スウェーデンでは酒は普通のスーパーには売ってません。僕の家の近くのスーパーには酒らしきものが売ってましたがすべてノンアルコールでした。 酒を買うときは、Systembolagetという、いわゆる酒屋で買わないといけません。このマークが目印です。 結構いたるところにあるのですが、土地勘がないとなかなか探せません。しかも平日は夜7時まで、土曜日は3時までで日曜日は開いてないのでなかなか買えません。 中は結構広くてきれいです。金曜の夜なので人は多かった。日本酒は探したのだけど見つけられなかったです。 酒を買うとき、20歳以上を証明するものが必要です。僕はちょうどパスポートのコピーを持っていたのでよかった。 ちなみに僕が買ったのは白ワインです。 さっき、酒を飲まないといいましたが、これは料理に使おうと思っています。日本食ってほとんど酒が入ってるじゃないですか。白ワインで代用できるかなと思って。 Systembolagetのホーム・ページにどこにお店が有るか書かれてあるそうですね。もしスウェーデンでお酒を買うときは参考にしてください。 https://www.systembolaget.se/