ストックホルム大学へ


午前中は、ストックホルム大学に出張。僕はほとんど職場以外の場所に行くことはないのでいい気分転換になった気がする。目的はある教授に会うためだったんだけど、11時に会う約束をしていたので、家を出る時間も遅くて楽だった。将来は11時出勤14時退社、もしくは家で出来るような仕事ができたらいいな。

ある教授と会って、すぐ帰る予定だったんだけど時間が長引いて、結局一緒にランチをすることになった。僕はこういうビジネスランチみたいなのが超苦手で、仕事の話をしながら食事するなんて食べた気にならないんだけどしょうがない。でも、何かしらの収穫があったと期待したい。

今回の出張で気づいたことが二点。一つは僕の英語力の低さ。一体いつになったら僕の英語は上達するんだ。伝えたいことの2割ぐらいしか話せなかった。相手の話もあんまりわからず、適当にうんうん言ってたらちょっと違う方向に行った気がする。分からないことを分からないと言えないから、英語が上達しないのかな。海外に住んで、英語で仕事をしているからと言って英語が上達するわけではないのだよね。

もう一つは、コミュニケーションの大切さ。僕の研究者のイメージは、アイザックニュートンのような孤高の天才で、他人とのコミュニケーションはほとんど必要なくてとにかく実力だけが大事だと思っていた。しかし実際はいろんな人の意見や提案を聞いたり、逆にしたりすることで研究は進んでいく。僕は他人とのコミュニケーションが苦手で研究者になったようなものなのに、コミュニケーションが必要であるとは頭を抱えてアチャーである。本当に実力主義なのって、プロ将棋師とかかな。転職すっか。