[DE→PL]寒波の中 その3:ベルリンの壁その2

もうタイトルがわけわからんくなってきたけど、ベルリンの壁の続き。

ベルリン中央駅からイーストサイドギャラリーへは、地図上だと遠かったが、歩くと想像以上に遠かった。僕は年末に雪で滑って左足を思いっきり捻挫したのだが、そのせいで左足が痛みだした。日も暮れてきてただの壁を見るために、なぜ辛い思いをして歩いているのか自分でもよくわからなくなってくる。

途中にあったマルクス・エンゲルスの像。仏教の発祥がインドであるように、共産主義の発祥はドイツである。

未だ着かないかと地図を何回も見ながらあるき続け、ようやくイーストサイドギャラリーへ到着した。


イーストサイドギャラリーは、1km以上にも渡って壁が残されており、アーティストによるペイントがある。もう見たから戻ってもいいのだが、流石にここまで来たのだから、一番有名な「ホーネッカーとブレジネフの熱いキス」を見るために更に歩く。






日本に関する作品もある


ベルリンの壁は薄い




そしてついに到着。結構遠かった。この絵は、東ドイツの国家評議会議長であったエーリッヒ・ホーネッカと、ソ連最高指導者レオニード・ブレジネフがキスしている絵である。

東ドイツとソ連の関係は、1960年代のベルリンの壁が建設された時代から一層深くなり、東ドイツのホーネッカは、ソ連指導者であったブレジネフとの関係を深めていく。2人の熱いキスを描いた戯画は、東ドイツと旧ソ連の蜜月関係を象徴する1枚である、らしい。

壁を見たあとは、また街に戻る。左足を引きずりながらトボトボ歩いていると、街に戻るときにはもう完全に真っ暗になっていた。