Ikigai(生きがい)とKaroshi(過労死)

日本の生きがいという言葉を用いた本が売れているらしい。

https://www.amazon.com/Ikigai-Japanese-Secret-Long-Happy/dp/B0759RLBHY/ref=sr_1_1_twi_audd_3?ie=UTF8&qid=1517215923&sr=8-1&keywords=ikigai

日本人は長時間労働なのになぜあんなに長生きなのか。それは生きがいがあるから。

は?と思えるイントロだけど、要は作者は以下のことを伝えたいらしい。

つまり、自分が好きで、得意で、世間が求めていて、お金がもらえるものが生きがいだと。
でもこれって結局僕が前に書いた、「自己欲求」と「承認欲求」ということなんじゃないかな。
https://amufaamo.blogspot.se/2018/01/blog-post_19.html

世間が求めることって結局お金はもらえるし、得意なことってどんなことでも長い時間やってると得意になるわけで、上記の図をもっと簡単にして「自分がやりたいこと」と「世間が求めていること」の二つで表せる気がする。

ちなみに、このIkigaiのスウェーデン版見たいな本もある。

https://www.amazon.com/Lagom-Little-Swedish-Living-Balanced/dp/B074NFYPWL/ref=pd_sim_129_1?_encoding=UTF8&pd_rd_i=B074NFYPWL&pd_rd_r=N5BABBCFA3Z1R3DS847J&pd_rd_w=bHle0&pd_rd_wg=VZDpF&psc=1&refRID=N5BABBCFA3Z1R3DS847J

LAGOMって云うのは中庸ということで、熱すぎず冷たすぎずみたいな。

まぁそんなことはどうでもいいんだけど、僕がいいたいのは、物体は明るい方から見れば明るく見え、暗い方から見れば暗く見えるということ。

Karoshi(過労死)が英語として使われてるように、日本の長時間労働って結構海外でも有名。それを明るい方から見れば、「長時間労働でも生きていけるっていうのは幸せなんだ!」という主張になるんだろう。

ブータンが「世界一幸せな国」として10年前ぐらいに注目されて、色んな人が現地に行って、「いかに幸せか」ってプレゼンしてたけど、結局そういうプレゼンって、「ブータンは幸せだ」というものを前提として、それだけを抽出してるに過ぎない。結局ほとんどのものは、その人が好きか嫌いかで、いいか悪いか判断される。だから、人の言うことってほとんど気にしなくていいし、自分が好きならそれでいいんじゃないだろうか。

「海外ではー」とか言ってるやつの意見は全く聞かなくていいよ。