線をつなげる その4:ユングフラウヨッホに

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ミュンヘンを出発し、スイスに向かう。今回の旅の一番のメインはスイスのユングフラウヨッホである。世界で最も標高の高いところにある駅で、テレビで見た時に是非一度行きたいと思っていた。

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ミュンヘンの駅員は赤い帽子をかぶっている。

 

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電車は新幹線のように快適ではあったが、ミュンヘンからユングフラウヨッホの麓にあるインターラーケンという駅に行くまでは三回乗り継ぎしないといけない。深夜で眠いのに中々眠れない。スイスはEUではないので、パスポートにスタンプを押さないといけないのではと思ったが、そんなことはなかった。

インターラーケンに到着し、そこから登山電車を乗り継いでユングフラウヨッホに向かう。景色がいきなり雪で白くなる。

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標高が高くなるにしたがって雪の量は多くなり、ついにはその先は除雪中で電車が動かないというアナウンスがでた。運転手は「あと1時間ほどで除雪が終わるよ」と言っていたが、そんなの信じられない。せっかくここまで来て、高いチケット(約2万円)も買ったのに行けないのは残念で仕方がない。

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上を行く人でごった返している待合室で、電車のキャンセルがいつ解除するのかをじっとみている。2日間横になって寝ていない体にはきつい。

1時間ほどして急に電車の運休がキャンセルになった。つまり、電車が動くようになった。しかし、電車の席の殆どはツアー客用のもので、僕のようにチケットだけ買った者の席はほとんどない。わずか10席空いたらしいが、待っている人はみんな乗りたいと思っているのは当然である。インドの電車のように、扉が空いた途端、みんなが乗ろうとする。駅員が制止する中、駅員をすり抜けてなんとか電車にのることが出来た。10人の制限の中、おそらく数人オーバーしてしまったらしく、何人か立っていた。

 

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ここまで来ると、なぜかアジア人が多い。中国人韓国人、そして日本人。僕も日本人だけど。日本人の団体客と一緒に、最終目的地であるユングフラウヨッホに到着した。

駅を降りると、突然眠くなった。さらに、鉛の服を着ているかのように体が重い。富士山の頂上より若干低い駅まで一気に来たせいで高山病になってしまったのだろう。ただ、幸いにも頭痛や吐き気はなかったので、なんとか慣れようと歩いて行く。

 

f:id:Masa_science:20180429002645p:plainまずは氷でできた通路。ここは通年ひんやりとしているらしく、夏でも氷の通路を通ることが出来るらしい。

そして肝心の展望台に向かう。ユングフラウヨッホの駅自体は山の中に作られていて外の景色は、展望台まで行かないと見れない。

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わかってはいたが、このときは大雪のため、外の景色は全く見れなかった。残念ではあるが、ここに来たという満足感のほうが大きい。

1時間ほど滞在して、体も重いので急いで下に降りる。インターラーケンに戻り、スーパーに行ったら、おにぎりが売ってあった。半額になっていたので思わず買ってしまった。

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続く・・・