Minako : スウェーデンNo .1 寿司屋

友達のいない僕でも、極わずかながらスウェーデン在住の日本人の知り合いがいる。その人達がこぞって勧める寿司屋がMinakoという寿司屋である。

 いつかは行きたかったのだが、なにせいつも1人でいるので、1人で高級なお店には中々入れないわけです。そんな中、仲のいい同僚がイギリスに行くというので、ちょうどいいチャンスと思ってこの寿司に一緒に行ってきた。

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ここの主人はバングラデシュ人で、新宿で8年働いていたらしい。なので日本語はもちろん喋れます。僕らは予約していたので、カウンター席に案内され、おまかせで握ってもらった。

 

 

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こちらは天ぷらロール。主人も邪道だって言ってたけど、でも避けられないと言っていた。ご飯とノリが反対だし、マヨネーズを使ってるんだけどかなり美味しいです。正直、このメニューが一番でていた気がするよ。

 

f:id:Masa_science:20180418033854p:plainこちらは大トロとキャビア。外国人の同僚には「世界で最も高い魚の身と世界で最も高い魚の卵」って言ってた。僕には「盆と正月が一緒に来た」って説明してくれました。僕からすると、「花見、月見」みたいなかんじでしょうかね。

 

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こちらは鹿児島産和牛を、炙ってるところです。炙りって寿司屋の定番みたいに最近なってますが、まさか江戸時代にガスバーナーなんてなかったですよね。ちなみに箸が左向きなのは僕が左利きだからです。

 

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こちらは肝類ですかね。

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最後はアイスの天ぷら。

写真以外にもたくさん食べましたよ。6時半から9時半まで、しっかり食べました。お値段は6000円程度でしょうか。Properな寿司屋ですね。

 

こういう高級店に行くと、食べることの楽しみを追求しているなという気分になります。コース料理もそうだけど、一品一品を充分に時間を開けて提供する。これって結構味わう上で大切だと思います。実際に食べ物を連続で食べていると、一口目以降は味覚が急に鈍くなります。試しにアイスを食べてみてください。2口目以降はほぼ味は感じません。あとは惰性で食べてるだけなんですね。だからこういう寿司屋みたいに、一口サイズの料理を充分に時間を置いて出すっていうのは非常に理がかなってますね。

いかに家で食べてる料理を味気なく食べてるかわかります。僕の場合、とにかく切って焼いて皿に載せて食べて皿を洗うという、車にガソリンを入れるような作業になってしまっているのでもうちょっと楽しくご飯を食べたいです。一品一品作って3時間ぐらいかけて食べたいけど、流石にそれは無理かな。無理なのかな。

 

もうすぐ日本から友人が来るんだけど、今回行った友達が「その人もストックホルムに来た時に連れてくれば?」と言いました。でも、日本からわざわざ来て、寿司屋に行くのもちょっと変ですよね。以前日本にいる時に友人に「中華街行かない?」って誘われて、思わず「それなら中国行けばいいじゃん。」みたいに返したことがありますが、そレに関しては間違った返しだったと反省してます。でも、日本から来た友達を外国の日本料理屋、しかもかなりまともな料理屋に連れて来るのはどうなんでしょうか。みなさんならどう思いますか?まぁ、どうでもいいですか。

とにかく、北欧に住んでいる方は是非このお店、行ってみてください。予約をしてね。