私が人生を通じて成し遂げたいと願うこと、それは、後世に価値あるものを遺し、誰もが可能性を追求できる社会を実現し、そして自らも制限なく世界を探求することです。
1. 後世に貢献するレガシーを築く
「レガシー」とは、単に過去の遺物ではなく、次世代へと受け継がれ、未来に影響を与え続けるものです。それは、私がこの世を去った後も、人々の営みに長く貢献し続ける価値ある創造物を意味します。
レガシーとなり得るものは多岐にわたります。
知の継承: 書籍や論文としてまとめられた知識や洞察。
美の表現: 人々の心を豊かにする芸術作品や音楽。
社会の基盤: より良い社会を形作る法律や制度。
生活の革新: 人々の暮らしを向上させるシステムや技術。
私が目指すのは、単なる個人的な業績ではなく、人類全体に対して長期的に良い影響を与え、未来世代の発展に寄与するような、真に価値あるレガシーを創造することです。
2. あらゆる機会を民主化する
教育を受ける機会、職業を選択する機会、あるいは自由に移動し見聞を広める機会。これらは、本来すべての人々に平等に開かれているべきものです。しかし、現実は理想とはかけ離れています。
例えば、教育について考えてみましょう。日本では制度上、教育の機会は平等に保障されているとされています。しかし実際には、家庭の経済状況が子供の受けられる教育の質に影響を与えている側面は否定できません。これは日本に限った話ではなく、国によってはさらに深刻な格差が存在します。生まれた環境によって可能性が閉ざされることがないよう、教育機会の真の平等を追求すべきです。その上で、学ぶ意欲を持つかどうかは、個々の自由に委ねられるべきでしょう。
科学の分野も同様です。科学的探求は本来、すべての人類に開かれた営みであるはずですが、現実には、研究に携わることができるのは限られた層になりがちです。より多様な背景を持つ人々が参加することで、新たな視点や革新的な理論が生まれる可能性は高まります。科学の発展を加速するためにも、その門戸を広く開く「民主化」が必要です。
政治の世界においても、さらなる民主化が求められます。日本においては、18歳以上の国民に選挙権が平等に与えられています。被選挙権も形式上は平等ですが、当選の可能性となると、家柄や知名度といった要素が有利に働く傾向が見られます。本来、政治家は知名度ではなく、政策の妥当性や実現可能性によって評価され、選ばれるべきです。
3. どこへでも行き、何でも体験し、世界を味わう
人生は、探求の連続です。特定の場所に縛られることなく、興味の赴くままにどこへでも足を運びたい。固定観念にとらわれず、あらゆる活動に挑戦したい。そして、多様な文化が生み出した食を味わい尽くしたい。このような制約のない自由な経験を通じて、世界への理解を深め、自身の可能性を広げていきたいと考えています。