(旅は、
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メトロでなんとかイスタンブールの中心地に着き、イスタンブールで唯一行くと予め決めていたアヤ・ソフィアとブルーモスクに向かう。
アヤ・ソフィア
アヤ・ソフィアは、現在は教会でもモスクでもなく、博物館である。東ローマ帝国には正教会の総本山として建設され、その後カトリックの教会となる。一度は正教会に戻るが、その後は500年にわたってモスクと使われた建物である。
現在は博物館なのでちゃんと入場料がある。40リラ。少々高い気がするがここまで来て中に入らない訳にはいかない。
中はさすが荘厳な雰囲気である。教会でもモスクでもあり、どちらでもないような気もする。
元々キリスト教の教会なため、宗教画が壁に描かれている。 イスラム教は偶像崇拝を禁止しているため、モスクの間は消されていたが現在はその修復をしている。
壁の一部は工事中。一体いつ終わるのだろう。
昨日の深夜から寝ていないため、流石に疲れた。アヤ・ソフィアを出て目の前の店でお茶を飲む。
世界中の国は、大きくコーヒーの国とお茶の国に分かれるが、トルコはお茶の国だと感じた。トルココーヒーもよく聞くが、実際にイスタンブールに行ってみるとお茶のほうが一般的な気がした。カップも特徴的で、小さなくびれたカップが出てくる。そこに大量の砂糖を入れて飲む。
ブルーモスク
ブルーモスクの正式名称はスルタンアフメト・モスク。公園を挟んでアヤ・ソフィアの向かいにある。トルコを代表するモスクであり、世界で最も美しいモスクとも言われている。周囲にある尖塔はミナレットと呼ばれており、昔はそこのてっぺんから人が礼拝の合図であるアザーンを叫んでいたそうだ。
このミナレットの数で、そのモスクの権威さが決まっているらしく、ブルーモスクは6本のミナレットがある。イスラム教の総本山であるメッカのカーバ神殿のミナレットは7本であり、ミナレットだけ見るとブルーモスクは世界で2番めに権威高いモスクである。
アヤ・ソフィアと違い、現在も現役のモスクとして使われているため、中には無料で入ることが出来る。しかし、女性は頭にベールをかぶらないといけないので、入口付近で布を借りることが出来る。
モスクは絨毯が敷かれており、靴を脱いではいる。ブルーモスクという名の通り、中は蒼いタイルでしきつめられているそうだが、実際にはそこまで青くは見えなかった。ここでも未だ疲れているため、隅に座りウトウトしていた。
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モスクのタイルとステンドグラス |
続く・・・