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もうすぐモスクワ

シベリア鉄道に三泊し、四日目の朝を迎えた。GPS上では、モスクワまであと300kmほどになっている。ようやくヨーロッパといえるところになってきた。

本『私が捨てた女』

遠藤周作。吉岡という寂れた男子大学生が、雑誌で出会いを募集していた女、森田ミツと会う。その女は男性に慣れておらず、半ば無理やり吉岡に性交をする。その後吉岡から連絡が来ることがなかった。 吉岡は会社の社長令嬢と付き合い、その後結婚することとなる。その社長令嬢はほんの一瞬だけ森田ミツがいた職場で働いていた。吉岡はそれを知り、森田ミツの居場所を突き止めた。 吉岡は森田ミツと会ったが、森田は吉岡をもう会えないと行った。その時、森田はハンセン病の病院に行くこととがわかっていたからである。ハンセン病の病院は隔離されており、そこに入ったものは出ることはできない。森田は絶望しながらその病院に行くことになる。 森田が病院で数日過ごしていると、医師から呼び出された。なんと、ハンセン病ではないとのことだった。森田は街に戻ろうとするが、駅で病院に引き返し、今度はそこで世話をするものとして働くことになった。 それを知らない吉岡は、病院に年賀状を書いた。返事が来たがそれは森田ではなく、そこで働く修道女からだった。森田は病人ではなく、働き手として病院にいると。しかし、交通事故で亡くなってしまったらしい。最後に言った言葉が「さいなら、吉岡さん」という言葉だったそうだ。
イルクーツクからモスクワへ向かうシベリア鉄道に乗って三日目になる。モスクワまであと2000kmほどであるが、まだ24以上かかる。はじめは永遠に荒野を走るのかと思ったが、ほとんどのところは薄っすらと人の面影がある。例えばタイヤの跡があったり、電線が通っていたり。 車内で何をしているのかというと、ほぼ寝ている。寝るスペースぐらいしかないので仕方がない。トイレに行くことすら面倒で我慢していると不思議と行かなくても済むようになるのだ。車両に乗る前にカップラーメンを3つ買ったのだがフォークがないことに気づきまだ食べられていない。昨日一度車内から出て食料を買ったきりだ。その時コーラを買ったがあまりの旨さにいっっきに飲んでしまった。 いざとなれば食堂で飯が食える。しかし、食料が乏しく、ネットもつながらないという状況はそうそうないので、こういう体験も貴重と思い楽しむことにする。と言ってもほぼ寝ているだけだけど。 ロシアの真ん中はほぼ雪が降っている。イルクーツクでは24度近くになっていたのに不思議なものだ。

初のロシア入国

10連休のGWを、一日早く休んで旅行にでかけた。行き先はロシアである。 まず関空からソウルへ向けてフライトする。そこで乗り継ぎなのだが、関空から到着するところは金浦空港で、ロシアへ出発するところはインチョンだった。その間を電車で移動した。ロシアの入国は案外素直に行き、ホテルまでバスで行こうとしたがもうなかった。インフォメーションでタクシーを呼んでもらい、タクシーに乗る。わずか180ルーブル。ついた先は

本当に結婚のお祝いのコメントができない

僕ぐらいの年齢になると、もう結婚ブームは終わりに近づきつつある。しかし、まだ結婚する友人はいるわけで、そのたびに「お祝いメッセージをお願いします」というメッセージが来る。 どんなに親しい友人でも結婚に対しての僕のコメントは一切ない。幸せな人に幸せのメッセージを送る意味が全くわからばいい。更に最近は、家族の写真もお願いしますとかいうのも出てきた。本当にいい加減にしてほしい。 最近も友人から数通ほどお祝いメッセージをお願いしますというメッセージが来た。そのたびに削除しているが、そろそろブロックせべばなるまい。

舞洲にネモフィラを見に行く

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会社の同僚からネモフィラを見に行こうと誘われた。場所は大阪の舞洲。桜島駅からバスで15分程度のところにある。 桜島駅で同僚と待ち合わせることにした。ユニバーサルスタジオには行ったことあるが、その桜島に来たのは初めてである。二人共ほぼ定刻に到着し、そこからバスでシーサイドパークへ向かう。今日は天気がよく、ちょうど花が満開になっているということもあって人が多い。 シーサイドパークはあたり一面青の染まっていた。人通り見て、ソフトクリームを食べながら夕方になるのを待つ。その日は少し営業時間が長くなっており、夕日をバックにネモフィラの写真がとれるそうだ。早い人だともう4時ぐらいからスタンバイをしている。 夕日が沈み、大阪に帰る。夕飯は梅田駅から徒歩5分程度のベトナム料理屋に行った。最近、world food tripという外国のレストランに行くのがマイブームで、そのおかげでおすすめのレストランがいくつかできた。本当は僕が奢る予定だったが、財布の中にあるお金以上の金額がかかってしまいまい、同僚にも払ってもらった。

アウトドアグループと飲み会

ジモティーというサイトで誘ってくれたアウトドアグループの飲み会があった。飲み会が苦手なので行こうか迷ったが、せっかく誘ってくれたので行くことにした。メンバーは僕を入れて六人。 もともとアウトドアは好きだが友達がいないのでなかなかいけない。だから参加したのだが、あまり気軽な感じではなく本格的な感じだった。6人のうち一人は自転車でコケて骨折していた。 アウトドア好きな人は結構なんでも好きなんだということがわかった。初心者はショップで連れてってくれるのでそこで

話の途中に写真を見せるのがデフォになってきているな

誰かと旅行の話などをすると、最近はみんなスマホで写真を見せてくるようになった。僕は今まではスマホを持ってなかったので、そういうことはしなかったんだけど、スマホを持った現在、僕自身もそういうふうになってしまった。 話の途中に、写真を見せられるのはあまり好きでない。話が途切れるし、たいてい写真を探すのに手間がかかる。ただし、口で説明するぐらいなら写真を見せたほうがいいというのもよくわかる。 ただやっぱり僕はあまり人に写真を見せられるのは好きでないな。

議員さん、挨拶すれば票を入れてもらえると思うなよ

大阪に来て半年が過ぎ、初めて金曜日に梅田で飲んだ。と言っても僕含め参加者ほとんど飲めないので、オレンジジュースなんだけど。 そこから帰り、家の最寄り駅についたのは夜10:30。改札を出ると剥げたおっさんが一人ずつに挨拶をしていた。自分の名前が書かれたタスキを着ていたから、議員候補なのだろう。 できることは何でもやるという姿勢はいいのだけど、挨拶すれば票を入れてもらえるとでも思ってんのか。もしそう思ってるなら全く間違えてるので改めてほしい。こういう議員が当選するぐらいなら、いよいよ市議会議員や県議会議員はいらないよ。

個人のプロジェクト管理はgoogle keepで十分

ツールを使う場合、結局よくアクセスするものでないと忘れてしまう。その点google keepは普段からしょっちゅうアクセスしてるのでよい。カレンダーにしようかと思ったけど、カレンダーはほとんど見ないしな。 ただ複数人のプロジェクト管理には不向き。というのも、