金持ちのごみ 貧乏人のごみ
『このごみは収集できません』という本を読んだ。マシンガンズの滝沢さんという芸人が書いた本で、伊集院光がラジオで絶賛していたので是非読んでみたかった。こうやってすぐに日本の本を気軽に買えるのは、日本に住んでいるメリットだ。 彼は正社員としてごみ収集業者に就職して、ごみを収集するにあたり感じたことを文章につづっている。前評判(というほど世間的には評判になってないみたいだけど)どおりとても面白くて一日で読んでしまった。 中でも、特に興味深かったのは金持ちと貧乏人のごみの種類の違い。ごみを収集していると、意識していなくても中身がある程度わかってしまうらしい。滝沢さんが言うに、貧乏人と金持ちのごみの違いは以下の通り 貧乏人 ・快楽系が多い ・酒、たばこが圧倒的に多い ・同じものを買って食べている傾向(例えば500mLコーラだけのごみ袋とか) 金持ち ・自己投資に関するものが多い。 ・美容、健康に関するものが多い。 ・ごみもきれいにまとめられている。 簡単に言うと、貧乏人は自分へのご褒美系が多くて、金持ちは自分を高めるものが多いということ。ごみ=買うものだから、つまり快楽系ではなく自己投資系のものを買うようにすると、金持ちになるのかもしれない。ただ、金持ちと自己投資の因果関係はよくわからないけど。 また、あまり同じものを買うのもよくないな。大学時代に4人部屋の寮に入っていた時に、一人が毎日500mLのコーラを飲んでいたけど、あれはまさに貧乏人の特徴だな。 これから買うものに気を付けていこう。