白いチーズだけ、売ってます


ベラルーシの首都、ミンスクの中央部にある市場には、チーズだけを売っている空間がある。海外に行くとよく隣の人と全く同じものを売っている屋台があるが、この空間は老略男女チーズしか売っていない。買い物客もすべてチーズを買いに来たお客さんだ。一体何を基準にして客は店を選んでいるのだろうか。同じチーズを売っているのだから、あとは店員の人柄ぐらいしか選ぶものがないだろう。

ここに売っているチーズは、僕らが思い浮かべるような黄色いチーズではなく、ヨーグルトのような色をした白いチーズである。僕が売られているチーズを見ていると、小さく切ってくれ試食をさせてくれた。テクスチャはかまぼこに似ており少し酸味がある。僕は旅の途中なのでチーズは買わなかったけど、もしミンスクに住むようになったらここで毎週チーズを買って、一日のうち1食はパンとチーズという食事にしよう。