投稿

男の子のなりたい職業 第一位 「学者・博士」に

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180105/k10011279391000.html 保育園・幼稚園・小学校の子供を対象になりたい職業を調査した結果、以下のようになったらしい。 男子 1位 学者 博士 2位 野球選手 3位 サッカー選手 女子 1位 食べ物屋さん 2位 看護師さん 3位 保育園・幼稚園の先生 物心ついてから数年しかたっていないにもかかわらず、男女でこんなに差があるんだなぁ。ジェンダーフリーが騒がれているけど、僕が子供のころとあまり変わらない順位でちょっとほっとした。Youtuberがなくて本当に良かった。 注目すべきは、男子の一位「学者・博士」ですね。僕は現在の職業は大学に所属する研究者で、もろに一位の職業に含まれているので正直うれしい。僕が子供のころにそう思っていたのかは知らんけど。 ただ、僕が想像する研究者と、今の僕の研究者はちょっとちがうな。僕の想像していた研究者というのは、ベージュの探検服を着て、化石を掘ったり動物を双眼鏡で観察したりするイメージ。もしくはビューティフルマインドのように、そこら中に数式を書きまくっているイメージ。 でも実際の僕は、もっと泥臭いことをしている。寒天作ったりビーカー洗ったり。研究の世界は自分の頭だけで勝負することがいいことだと思ったけど、実際にはポジションに就くときは仲のいい人を選んだり、政治も結構力を持ってる。 もっと理想に向かって変化していくか、現実とはこういうものだと妥協して嫌なことも我慢するかが今の僕の悩みどころ。

セクハラ問題

友人(女)と話をしていた。その友人は、レストランで働いていて、今の職場をやめたいそうだ。そのことをオーナーに話すと、人のいない裏に連れて行かれ、いきなり手を握られ、「今まで黙っていたけど、君のことが好きだ。」と言われたらしい。 友人はオーナーのことをとても嫌っており、もうその件があったときから、オーナーの車を見ただけでもゾッとするようになったらしい。でもオーナーと店員という立場で、オーナーに話しかけられたら断ることも出来ないと悩んでいた。 絵に描いたようなセクハラ・パワハラ問題である。僕はその友人から以前からいかにオーナーが気持ち悪いかのプレゼンを幾度となく聞いていたし、そもそもオーナーとは友人ではないので僕は100%友人側につく。 しかし、これが気持ち悪いオーナーだったからセクハラになるわけだけど、もし超イケメンだったらかなりロマンチックな展開じゃないか。 セクハラやパワハラに限らず、第三者が罰を与える時、客観的な判断が求められる。セクハラの場合、女性が嫌がるかどうかというのが材料になるので、客観的な判断ができないのではないか。同じような行動したとしてもイケメンは裁かれず不細工は裁かれるとなると、弱者はより弱者になってしまうのではないかと思ってしまう。 セクハラやパワハラ問題だけでなく、差別を批判するものが一番差別主義者である、リベラリストが最も頭が固いというようなことが多々あると思う。そのような人は、善であると思い込んでいる上で、開くだと思っている悪人よりもタチが悪い。

晴れ

イメージ
スウェーデンの首都、ストックホルムは久しぶりに晴れ スウェーデンの冬が辛いのは、寒さじゃなくて暗さである。寒いのに天気悪いっていいことないよね。

将来に悩む

登録している転職サイトからずっと仕事の紹介メールが来ている。ほぼ見ること無く捨ててしまうメールなんだけど、昨日はちょっと見入ってしまった。今の仕事に満足していないのかもしれない。 仕事を選ぶ基準は、大きく「自由であるか」と「安定しているか」がある。その両者は相反するものなので一方を取れば他方を捨てなければならない。 僕が就いている研究者は、非常に不安定でその分自由度も高い。僕自身が選んだのだけど、やっぱり安定した職につくべきなのではないかと思ってきた。 この葛藤は、ずっとやっている。僕は二回も普通の企業に就職したのだが結局研究職に戻ってしまった。「またか」と自分でも思っているのだが、またなのである。 2018年になったとしても別に幸せになんかすぐにはなれないのである。

飛行機で見た映画

イメージ
国際線の楽しみは機内食と映画です。 iphoneが発売されてかなり経つのに、未だに飛行機のタッチパネルは動作が遅いのはなぜだろうとずっと思ってました。しかし、今回乗ったJALの飛行機はタッチパネルサクサク動きましたよ。 さて、今回僕が飛行機で見た映画を三つ紹介します。 1.アウトレイジ 最終章 70点。 北野武監督のヤクザ映画。前作は「アウトレイジ」、「アウトレイジ・ビヨンド」とあり、今回が最終回。前作はとても好きで、今回も見たかったのであってよかった。はじめはヤクザの仕組みとかがよくわからなかったので、ちょっと理解してないところもあったけど面白かった。ただ、前作よりもあまりドンパチやらないので、ちょっと評価は低め。ただ、この映画行きと帰りで全部で3回も見たので結局好きな映画です。 北野武さんって、芸人っていう足かせがなくても充分に面白い映画を作るってすごいよなー。 2.君の名は 0点。というか、途中で見るのやめました。 2017年大ヒット作なので知らない人はいないでしょう。スウェーデンでも上映されてたっぽいです(ポスター見ました)。 ただ、僕にとってはかなりの駄作、というか気持ち悪すぎて見るに耐えなかった。 あらすじは、男と女が入れ替わって何かする話です。途中しか見てないのでそのくらいのことしか言えません。 ただね、作者の「俺すごいでしょ感」とか「これ話題になるだろうな〜感」がめちゃくちゃ見えてて、本当に見るに耐えなかった。 口噛み酒っていう巫女が口に入れて吐き出して作る酒のところで、「うわぁ」と思い、男と女が入れ替わった時に、パジャマ姿の女が何故かちょっとはだけてて、胸をもんでたシーンでもう見る気なくなってしまった。映像がきれいとか言われてるけど、それも特に大したことない。 映画だけじゃなくて情報全てそうだけど、何か伝えたい信念のようなものがあってその味付けとして話題とかをくっつけるのはいいのだけど、この映画はとにかく今流行りのものを詰め込んだだけって感じ。「いいね」をもらうためだけに派手な料理を注文する人みたいな感じ。政策がなく政局しかない小池都知事みたいなかんじかな。 『バケモノの子』もテレビで見た時に、あまりにも「獣と人間が喋ってておもしろいでしょ

100分de名著 サルトル その2:自由は不安である

自由という言葉は、一見ポジティブな言葉だけど、それは「不安」とほぼ同義語である。自由があればあるだけ、不安定であり不安である。 自由=不安定 不自由=安定 ほとんどの人は、不安定を恐れ、安定した生活を望む。しかしそれは同時に自由を失うということ。 ーーーーーーーーーーーーー ただ、安定を取る人生を、僕は悪いとは思わない。どちらを選択するかは、価値観の問題だと思っている。

100分de名著 サルトル その1:実存主義とは

「実存は本質に先立つ」という思想。難しく言っているが、そんなに難しいことではない。本質というのは、その物体の目的、存在意義。実存というのは、存在そのもの。 例えば、コップは「飲み物を入れる」という本質(目的)が先にあり、その後にコップが作られる。つまり、本質のほうが実存に先立っている。 しかし、人間は目的をもってこの世に生まれてきたわけではない。まず存在があり、その後にこの世におけるその人の役割や目的が決まってくる。 つまり、人間は生まれた時には白紙の状態であり、自らの決断によって人生を作りあげていかないということ。 この考えは、『夜と霧』を書いたヴィクトールフランクルとほぼ同じ。彼も「人生があなたに期待しているのだ。」と言っている。

初めてのプ◯ペラ

イメージ
すいません、プロペラです。文字隠したらエロくなるだろうと思ったけど、そうでもなかった。 ヘルシンキで孤独な年越しを迎えた後、1月1日にストックホルムに戻る。その時の飛行機がなんとプロペラ機だった。 空港からバス移動だったし。ヘルシンキ寒いよー。 おじさんがプロペラ手で回してた。手動なのか?そんなわけないか。ってかプロペラ廻ってる時近くにいたら首吹っ飛ぶな。 機内も狭いなー。成田発のJALの快適な飛行機とは違うよね。機内食も水と珈琲だけだったし。機内も寒くてCAがコート着てた。 到着はストックホルムのブロンマ空港。一番都市部から近くにある空港だけど小さいな。

孤独を生きる

12月31日〜1月1日はタダの移動で過ぎ去っていった。もちろん1人で。捻挫もしたし。 僕はおばあちゃんと一緒に住んでいたので、うちが実家で東京や大阪から親戚が集まって、紅白見たりダラダラしたり花札したり楽しかったな〜。大学でて、おばあちゃんも死んで僕もどっか言ったりしてもうそんなことはなくなったけど。 もう結婚して、定職について正月家族で初詣行ってる同級生とかが羨ましいなぁ。でも、そういう道はもう捨てたのだから、徹底的に孤独に生きていかないと。

一年ぶりに日本に帰って、感じた変化

一年で、国なんて殆ど変わりませんが、ちょっと変わっていたことがありました。 それは、チェーン店のレストランで、注文がipadのようなタッチパネルでオーダーするお店が増えたことです。 とくに、食べ放題とか居酒屋とか、何回も注文するお店だと一々店員を呼ぶのが面倒なので、ちょっと便利です。 僕、店員を呼ぶときの「すみませーん」っていうの超苦手なんですよね。恥ずかしい。 こんなテクノロジー先進国なんだから、クレジットカードの普及率をあげてほしい。