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ストックホルム超寒波中

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スウェーデン情報を知るためにこのブログを見る人は殆どいないと思うけど、とりあえず今日のストックホルム情報をお伝えします。 現在、寒すぎです。 −12度ぐらいだね。目が開けられないぐらい寒い。雪も降りまくってるし。 雪も溶ける余裕もないぐらい寒い。雪を踏む度に「キュッキュッ」っていう音がする。その音のせいで背中がゾクッとして、更に寒くなる。どうにかしてほしい。 どこでもドアがあれば、干ばつで苦しんでる人たちにこの大量の水を持ち帰らせてあげたいんだけど、残念ながら出来ないですね。

ストックホルムは雪降りまくってます

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月曜日ずーっと雪降ってたよ。しかも寒い。−12度ぐらいらしい。

[ES→PU]太陽の輝く海へ その3:マドリッドの二つの美術館へ

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今回、バルセロナからリスボンに行くのにマドリッドに寄った理由は1つ。ピカソのゲルニカが見たかったからである。 芸術にほとんど興味のなかった僕でもすぐに思い浮かぶ絵画が3つある。ダ・ヴィンチのモナ・リザ、ムンクの叫び、そしてピカソのゲルニカである。最初の二つはもうすでに見たので、最後のゲルニカも見なくてはと思い、マドリッドによることにした。 ということで、まずはゲルニカがあるソフィア王妃芸術センターへ。ここは主に現代美術を扱っている美術館である。ネットの情報で、長蛇の列になるので事前にチケットを買っておいたほうがいいと書かれてあったので事前に買っていた。しかし、そのチケットの日にちを間違えてしまった。スタッフは、電話して変えてもらえれば大丈夫と言われたのだけど、電話するのもめんどくさく列もできてなかったのでめんどくさくてもう一枚チケットを買った。 この美術館は大きく、すべての作品はとても見ることが出来ない。ゲルニカを探すが、それもわからずさまよっているうちにたどり着いた。 基本的には撮影可能だが、ゲルニカ周辺は撮影禁止だった。ゲルニカを知らない人はあまりいないと思うが、思った以上に大きい。横7m、縦3mもある。素晴らしい絵である。 ソフィア王妃芸術センターの次は、プラド美術館へ。ここは古典美術が主にある。そして、夜6時以降は無料で入れる。 こちらはソフィア王妃芸術センターと対象的に長蛇の列が出来ていた。入るのに1時間ほどかかり、中に入る。ここは全面撮影禁止。朝から寝ずに動き回っているので、疲れてしばらく座っていた。     続く

どんな人生でも生きるに値する価値はある

色んな哲学者の本を見て、100人いれば100通りの考え方があることがわかった。そりゃそうか。老子が孔子と全く同じ考えなら、教科書には老子の名前は載らないわけだし。 でも、どんな哲学者でも、「生きるべきである」ということは共通している気がする。ニーチェだって末人になるのを避けるべきであると説いたのも、「生きなければならない」という前提があるから避けろと言ってるわけで、「人生は意味がない」という前提にたてば、末人になってもいいわけだし。 僕も今日同僚と話してて、今までの人生で後悔することもたくさんあるし、他の人を羨ましがることもたくさんあるけど、それでもその時の最善の判断をしたわけだから、今の人生を意味が無いと結論付ける必要はない。「どんな人生でも生きるに値する価値はある」ということを真理にすれば、どんなことをしても病気になるほど下には行かないわけだし。 ちょっと意味分からない文章だったけど、もうちょっと落ち着いてまた長い文章を書こう。

[ES→PU]太陽の輝く海へ その2:マドリッドに到着

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バルセロナからバスでマドリッドに向かう。週末を使っての旅で、貴重な土曜日の昼を使って移動するのはもったいない気もするがしょうがない。約600kmの道のりを、6時間かけて走る。 昨日の夜空港に到着して、朝まで寝ずに待機していたせいでバスの中では殆ど寝ていた。途中何回か休憩のためにバスが止まったが、トイレにも行かずにひたすらに寝ていた。たまに起きて外を見ると、そこはまっ平らな土地と青い空が見える。 僕はこれまで色々ヨーロッパを廻ってきたが、スペインはかなり好きな国だ。もしかしたら一番好きな国かもしれない。その理由は2つ。気候が明るいことと、食べ物が美味しいことである。人間はもしかすると、天気が良くて美味しいものを食べていればそれなりに幸せになるのかもしれない。そう考えると、天気が悪くて美味しいものがない冬の北欧は、幸せになるのは不適切な場所であるように思える。 マドリッドに到着し、ソフィア王妃芸術センターに行く。途中大きな公園を通った。気温は10度。帽子やマフラーはいらず、歩いていればコートも必要ないぐらいいい気候である。ヨーロッパと言っても北欧とは大違い。 公園では、夢の国から逃げ出してきたヒロインがいた。 ちなみに何体もいる。世界中で一匹しかいないはずなのに 。 公園のカフェでチュロスとココアを頼む。別に夢の国に関連させたわけではない。チュロスはスペインもしくはポルトガル発祥の食べ物であるらしい。朝から何も食べてないので美味しく食べられた。 続く・・・

ストックホルムで日本の本が借りられる図書館

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このブログ、淡々と自分のために書いてるブログですが、たまにコメントくれる方がいてくれて嬉しいです。そして、そのコメントを気づいていなかったものが多かったです。すみません。Twitterよりもブログのほうが本当につながるためにはいいような気がしますね。これからも誹謗中傷でもなんでもいいのでコメント下さい。 前回の記事でもかきましたが、心優しい方がコメントで、ストックホルムで日本の本が手に入るところがあると教えてくれました。 https://amufaamo.blogspot.se/2018/01/blog-post_31.html その場所がわかったのでシェアします。全世界に1人でも役に立てればいいな。 その場所はストックホルム市立図書館です。最も有名な図書館ですね。 最寄り駅はOdenplan駅です。 駅から歩いて2分程度、市立図書館の横にある別館が国際図書館になってます。 この建物の三階(スウェ語だと2階だけど) にあります。 一番奥に日本語コーナーがあります。Personnumberがあれば、図書館のカード作れるので、これらの本も借りられます。 でも、やっぱり日本の図書館よりも充実度は低いですね。そりゃそうか。今はKindleやKindle unlimited等があるので、結構不自由なく日本の本は読めますが、無料で、紙の本が借りられるのは魅力的です。

村上春樹『辺境・近境』

心優しい人が、このブログにストックホルムで日本の本を借りられるところを教えてくれた。本当にありがたい。詳しい場所はまたこのブログに載せます。 さて、早速借りてきた第一冊目は、村上春樹の『辺境・近境』。小説家の村上春樹が、様々な場所に旅をした話。小説じゃなくてノンフィクションです。 僕は椎名誠が圧倒的に好きだけど、その次は村上春樹。その村上春樹の旅日記なんだから、読んだことないわけない。実際に僕はこの本を日本で借りた記憶は鮮明にある。しかし、いざ改めてこの本をよむと、全く内容を覚えていない。僕は大抵の本の内容を覚えていないのだけど、読んでいくうちに、覚えているフレーズ等があって、そのうち内容まで思い出してくる。しかし、この本に関しては全くの内容を覚えていなかった。その分新鮮に読むことが出来た。 僕自身旅が好きで、今現在もヨーロッパの国をまわっているのだけど、度々「なぜ僕は旅をしているのか」を自問自答することがある。村上春樹自身もおそらくその問いが頭に浮かんできたに違いない。その度に旅自体が意味があるのだと言う発言をしている。その発言を抜粋して載せる。 1ヶ月ばかりメキシコ旅行してる間にそこで出会った何人かの人々からあなたはどうしてまたメキシコに来たんですかという質問を受けた。そしてその度に私は軽い混乱を経験することになった。僕はこれまでにいくつかの国を旅行したけれど、かくのごときある意味においては根源的と言えなくもないような問いかけをされた記憶はほとんどない。 なぜなら、僕は旅行者なので、旅行者というのは何と言ってもどこかに行くものだからだ。彼なり彼女なりがカバンをさげて切符を買ってどこかに行くからこそ、それが旅行として成立する。そしてもし旅行者が、どこかに行かなくてはならないとしたら、どうしてメキシコに行ってはいけないというのか、逆にイノセントに問い返すことだってできる。 例えば日本を旅行している外国人に向かって同じような質問をしたら、たぶんいろんな種類の答え帰ってくるだろう。つまることその答えはひとつしかない。彼は自分の目でその場所を見て、自分の鼻と口でそこの空気を吸い込んで、自分の足でその地面の上に立って自分の手でそこにあるものを触りたかったのだ。ポールセローのある小説の中で。アフリカに行ってきたアメリカ人の女の子がなぜに自分が世

何をすればいいかわからない

友人と話していて、「何をしたらいいかわからない。」という共通の悩みを持っていることがわかった。その人と僕は同い年で独身、終身雇用ではないけど今はそれなりに安定している。同じような立場に置かれている人は同じように悩んでいるのかもしれない。 僕とその友人は、かなり個人主義な仕事で、ほとんど誰とも関わることがない仕事。だから自分の意思でどうにでもなるんだが、その分疲れることもある。自由はポジティブな言葉に聞こえるけど決してそんなことはない。サルトルが言うように、「自由」というのは重く、苦しい刑なのである。「何をしてもいい」と言われるが、何をしていいかわからない。かといって何もしなくていいわけではない。真っ平らな場所に降ろされ、どこに行けば良いのかわからない状態である。 その時、目的があれば簡単だ。僕は何をするために生まれてきたのか。その答えが見つかっていればそちらに進めばいい。しかし、人生の使命を知っているものはほとんどいない。 そんな時はとにかくやりたいこと、やるべきことをやる。花に水をやったり、ろうそくをつけたり、思いついたことをやる。「一体花を飾ることになんの意味があるのだろう。」と思ったりしてはいけない。そもそも意味というのは、最初から与えられているものではなく、まず行動があり、その行動を説明するためにつけられたいいわけなのだ。だから行動していれば人生の目的も次第に分かってくるかもしれない。

[ES→PU]太陽の輝く海へ その1:バルセロナ空港へ

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ヨーロッパを陸路でつなぐ旅、今回はバルセロナからマドリッドを通ってヨーロッパの最西端の国ポルトガルへ向かう。旅の中で最も西に行くことになる。  夜7時ストックホルム発の飛行機でバルセロナ空港へ。夜11時にバルセロナ空港へ到着する予定。夜1時にバルセロナからマドリッドへ向かうバスがあるのだが、前回のドイツの旅で飛行機が遅れてしまってバスに乗れなかったため、今回は安全をとって土曜日の朝7時に出発するバスに乗ることにした。  しかし、そういう時に限って飛行機は遅れないものである。たった30分の遅れで飛行機は到着し、充分夜1時のバスに間に合う時間だった。嘆いても仕方がない。ここから朝までバルセロナ空港の中で過ごす。 あるウェブサイトによると バルセロナ空港はヨーロッパで最も寝るのに適した空港であるということだったのだが、実際はそんなことはなかった。夜中には飛行機の発着陸がなく、照明も暗くなりかなり寂しい。椅子はすべて肘掛けがついており横に眠ることができない。一つだけ24時間営業のカフェがあり、そこにまばらに人がいたので、そこで朝まで何をするでもなく、座っていた。暇というのは辛いものである。 朝5時になり、中心街に向かうバスが動き始める頃なので、空港を出てバスで中心街に行き、バスターミナルへ向かった。 凱旋門 バルセロナといえども 冬はまだまだ寒く暗い。バスターミナルでバスを待つ間、クロワッサンとコーヒーを頼んで食べた。 バスターミナル 続く!!

オリンピックとTwitch

Twitchって知ってる? 検索してもらうとわかるけど、Twitchというのはゲーム配信専用の動画配信サイトです。Youtubeとかニコニコ動画ミタイナ感じ。今Amazon傘下になってるらしいんだけど、その閲覧者がCNNを超えたらしい。ものすごい。 その動画にコメントを投稿できるらしいんだけど、それがお金を払ってコメントするらしい(間違ってるかもしれない。) まず、人のやるゲームを見ること、そしてお金を払ってコメントすることに驚き。ゲームってやるもんで見るもんじゃないでしょ。 と思ったんだけど、よく考えればスポーツ観戦も似たようなもんだよね。そう考えるとゲームを見るというのもあり得る気がする。 ただ、みんな暇になっても大したことやってないな〜。僕も含めて。