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9月, 2017の投稿を表示しています

ライオン夫婦

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ストックホルムの街を歩くと、車止めのためのライオンをよく見かけるが、メスのライオンははじめて見た。 https://www.quora.com/Why-are-there-so-many-stone-lions-on-the-streets-of-Stockholm-Sweden このサイトによれば、このライオンをデザインしたのはAnders Årfeltという人らしい。もともとゴットランド島で羊の石像を作っていたが、それだと著作権にひっかかるらしく、ライオンに変えたそう。ライオンはスウェーデンの 紋章にも使われているので、ライオンを使うのは極自然なことであるとサイトには書いてある。 ライオンは数多くいる動物の1種にすぎないのだが、人間にとっては非常に重要な動物な気がする。実際にライオンがいるタンザニアでは、紙幣に使われていたり、サッカーチームの名前になっている。タンザニアでは分かるのだが、まったくライオンとは縁がないスウェーデンでもライオンが多用されているし、更に離れている日本でも、変わり果てた姿だとしてもシーサーや狛犬としてライオンが使われている。個人戦ではライオンよりトラやヒョウの方が強そうだが、ライオンが何かと多用されるのは何か惹きつけるものがあるのか、それかハーレムを作るオスライオンに憧れているのか。

[MT](6/6)ヨーロッパで一番きれいな海:青の洞窟(洞門)自体は大したことないけど、行ってよかった

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(これまでの話は、 ウェブサイト にまとめました) いよいよ、マルタ旅行最後の記事。 最終日は夜に飛行機で出発なので、まずは空港に行って荷物を預ける。マルタ共和国はヨーロッパの中では、経済規模が低く、それに比例して空港も小さい。ローカル感漂う空港に着き、インフォメーションで荷物を預けられる場所を聞く。すると、この空港にはロッカーがなく、そのかわりに倉庫のような所に入れられるということだった。インフォメーションが係の人を呼び、その人についていき荷物を預けた。 空港からバスでブルーグロットのバス停まで行く。降りたところは何もなさそうな崖だったが、坂を下るとチケット売り場があってそこから船が出ているそうだ。 マルタの伝統的な柄の船。ただ、ほとんどこういう船は見なかった。 ブルーグロットというのは、こういう洞窟に船で入り、光が入り込む蒼い海を見るというもの。確かに綺麗だが、そこまでびっくりするようなことはなかった。 ただこのエリアは本当に綺麗な蒼い水で、何人かが泳いでいた。足がつかないが波もなく、穴場スポットであった。 犬もクンクン鳴いてとても泳ぎたそう 朝だったので、海が見えるレストランで朝食を頼んだ。量が多い。 このあと、バレッタに戻りカフェでゆっくりして飛行機でストックホルムに帰った。マルタは地理的にも文化的にもスウェーデンとは真反対の印象を受けた。

いろんなとこに住みたい

日本の友人が、ツアーでお母さんと一緒に北欧諸国を回っており、ストックホルムに来た時に一緒にご飯を食べた。日本にいる人によく聞かれるのが、「スウェーデンの生活はいいの?」という質問。まぁそういう質問をするのは当然かもしれない。僕だって海外に住んでる人に会ったら同じ質問をする。 客観的に言えば、ストックホルムはかなり住みやすいところだと思う。夜に一人で歩いても大丈夫、電車は時間通りに来る、警察に賄賂を要求されない、停電しない、日本食材も買える、この条件を満たすところは地球上にそんなに多くない。 ただ、主観的には、正直いいのか悪いのかわからない。それがスウェーデンだからではなく、毎日の生活は無味無臭になっているので、良い悪いという判断ができない。海外に住むのは毎日が非日常というイメージがあるけど、それは長くても一ヶ月ぐらいなもので、そこから先は特に何も感じない。 ただし、それを聞いて「なら別に同じとこにずっと住んでもいいじゃん」と思う人と、「それなら別にいろんなところに住んでもいいじゃん」と思う人に、分かれるのだと僕は思う。そこが価値観の違いなんだろうな。もう価値観の違いだから、どちらが良いというわけではない。ただ僕の価値観は後者だな。せっかく地球に生まれてきたんだし、いろんなものがあるなら一度は試してみたいな。

[MT](5/6)ヨーロッパで一番きれいな海:本当にきれいなビーチ

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(これまでの話は、 ウェブサイト にまとめました) マルタに来た一番の目的である、ブルーラグーンというビーチに行ってきた。 ブルーラグーンというのは、コミノ島という小さな島にある。公共の交通機関を使うと中々行きにくい所にあるので、ツアーボートで行った。マルタからボート往復+ドリンク飲み放題+ランチで20ユーロ。中々安い。実はマルタ2日目に予約しようと思ったのだが、そのときは満員で、3日目に行くことになった。結果としては、2日目は少し雨が降ったので3日目でよかった。 これがボート。見事に白人しかいない。 ランチである。 1時間ほどボートを走らせて、見事ブルーラグーンに到着。 ほんとうに綺麗!!!!! よく写真だけ綺麗というのはあるけど、本当に綺麗だった。 アクアですねー(意味不明)。 ただ、白い砂浜のビーチはない。陸地自体も結構少ない。 人多いのに水綺麗だな。 陸地はこんな感じ。人多いよ。

今日のアイアンボーイ

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ストックホルムの最大の見所、フィンランド教会のアイアンボーイ。 友人が日本から来たので行ってみた。そしたら、帽子かぶってた。 ちょっと帽子が大きくて顔が隠れてる。この頭を触るといいことがあるそうなので、みんな帽子を取ってナデナデしてた。

[MT](4/6)ヨーロッパで一番きれいな海:マルタは猫の島なのか?

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(これまでの話は、 ウェブサイト にまとめました) マルタ共和国は、人間よりもネコの数のほうが多いと言われており、「世界ふしぎ発見!」でも、2017年の7月にマルタのネコ特集が組まれたらしい。しかし、そこまで猫に会うことはなかった。今回は僕が出会ったマルタのネコの写真を貼っておく。 ちなみに僕は、動物全般が好きなのであって、ネコが特別好きなのではない。 第一街ネコ。道を歩いていたらいた。しかし、ほとんど懐かず。マルタのネコは無愛想である。 マルタにはCat villageというところがある。アパートの隅っこに、犬小屋のようなものがある程度のものなのだが、そこにはネコが何匹かいた。 水たまりの水を飲んでいる猫たち。猫達はそこまで大切にされているような感じではなかった。 レストランでご飯を食べていたら、ネコがじっと見つめてきた。店員の目を盗んでちょっとずつチキンをあげた。

紅葉の準備

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秋になり、葉っぱが紅葉(黄葉)の準備をしている。木に近い方の葉っぱから緑色の色素を回収している様子がわかる。 スウェーデンは日本よりも北にあり、当然だが日本よりも寒い。夏でさえも汗をかくほど気温は上がらない。今は順調に気温が下がっているのだが、なんだかこのぐらいの気温が秋として正しい気がする。 去年までの僕も含めて、日本に住んでいる人は、9月になると残暑だ異常だとか騒いでいるけど、それは現在のスウェーデンの気温が心の中にあるからかもしれない。 街中にはtシャツの人もダウンを着ている人もいる。僕はまだ長袖シャツでいける。

[MT](3/6)ヨーロッパで一番きれいな海:ウサギは鶏の味

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(以前までは同じ記事内に続きを書いてましたが、これからは別記事で書きます。) 僕の感覚だとヨーロッパの北(プロテスタント)は料理がまずく、南(カトリック)は料理がうまい。さらに地中海料理はユネスコの無形文化遺産になっており、マルタはまさしく地中海ど真ん中にあるので料理は期待していた。結論から言うと、マルタは非常にうまく、さらに物価も安くて料理は大満足である。今回はマルタで食べた料理を紹介していく。 まず、マルタに到着し朝ごはんとしてバスターミナルでパンを買った。チーズとビーフが挟んであり、この大きさで2ユーロ。スウェーデンではありえない金額で大きなパンが食べられる。 初日は、現地職を食べるのを諦めピザ。地中海でもあり、ピザも本場かもしれない。ふつうに美味しい。 サボテンの実。サボテンの葉っぱにこのように実がなっている。実はコレは食べなかった。 次の日のディナーにTa' Krisというレストランに行った。まずは前菜。とても1人では食べきれない。 マルタの名物、さらにこのレストランの名物はウサギ。味自体はほぼ鶏肉と同じだった。 それなりのレストランにはかならずパンがついてくる。 次の日のディナーは Gululu Restaurant というところに行く。Aljottaというお米が入ったフィッシュスープ。トマトベースで美味しい。 Spagetti biz-Zalza tal-Fenek というスパゲティ。簡単に言えばウサギ肉のボロネーゼ。とても美味しい。 宿から中心地に行く間に、小さなパン屋がある。そこの品が豊富でしかも安い。マスターはちょっと無愛想だが、かと言ってイラッとする感じでもない。是非ともストックホルムにもほしいパン屋だった。 そのパン屋で買ったミートドリア。小さそうだが、底が深く、1人では食べきれないほど。これで2ユーロ。毎日でも食べたい。

[MT](2/6)ヨーロッパで一番きれいな海:民泊は大変

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一年に一回は海で泳ごうと思っている。しかし、年齢を重ねるに連れ、海で泳ぐ機会が少なくなっていく。さらに今は、寒冷なスウェーデンに住んでいる。それでも、なんとかどこかで海で泳がないと夏は終われないと思い、夏休み期間にマルタ共和国という地中海の島国に行ってきた。

一歩も部屋から出ない

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先々週、先週と旅をして流石に疲れたので今日は一歩も外に出なかった。僕はいくら用事がなくても毎日少しでも外に出ようと思っているので、本当に一歩も外に出ないのは珍しい。 家の中だけだと、どうしてもダラダラしてしまいさらには鬱になってしまう。しかしたまに家の中にいるというのも悪くないな。 自分が好きな時にコーヒーを飲んで、ベッドで寝っ転がりながら映画を見る。お金は一切かからない。普段より一層外に出ていた生活なので、家がいいと感じるようになった。出張が多い人もそういう気持ちなのかな。

飛行機に乗り遅れた経緯・反省・教訓

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昨日もチラリと書いたが、僕はアイスランドの空港で、ストックホルム行きの飛行機に乗り遅れた。その詳しい経緯と今回の経験で得た反省と教訓をまとめておく。

俺氏、やらかす

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僕は今、アイスランドの空港にいます。到着してから23時間が経とうとしてます。 というのも、もともと乗る飛行機に遅れ、新たにチケットを取ったのです。行動全てが裏目に出ました。この詳細はストックホルムに帰ってから書こうと思います。 完全にやらかしました。

孤独を生ききろう

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友人はいない僕は、たいてい休日はやることがない。その時のほとんどはカフェに行く。 僕はカフェが好きだが、雑誌に出てくるような個人のお店は好きじゃない。かといってマクドナルドみたいなカジュアルすぎるのも嫌い。1番好きなのは日本のドトールだけど、スウェーデンにはドトールがないのでスターバックスやエスプレッソハウスに行く。でもその二つはちょっと暗すぎる。 コーヒーの味はどうでもいい。もっと言うなら頼まなくていいなら頼みたくない。コーヒーは好きだけど、自分で作ったほうが美味しいし。 たまに精神的に疲れた人の話を聞く。テレビでも聞くし、僕の友人にもそういう人は何人かいる。でも、そうやって表に出てくる人って絶対に支えてくれる家族がいる。 例えば僕がそうなったらどうなってしまうんだろう。僕には助けてくれる人もいないし、母国にすらいない。そう考えると、どうなっても挫折できない状況にいるようでちょっと苦しい。でも僕としては、自分自身が強くなって、孤独に苦しんでる人を一人でも助けたいなと思う。今の僕にとってのカフェのような存在になりたいな。

スムージーはなるべく飲まない

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感覚的にだけど、スウェーデンは日本よりもスムージーがたくさん売ってる気がする。美味しくて栄養の取れるんだけど僕は嫌い。 人間の楽しみの基本は、やっぱり食べることにあると思ってる。食べる楽しみをなくして栄養をとることだけに専念してる人は、映画『ウォーリー』にでてくる未来の人間のように見える。僕の友達で、夜9時まで働いて昼はスムージー、夜はお菓子とかで済ませている人がいるけど、美味しいものを食べるために働いてるのに、働いてるために美味しいご飯が食べられないというのは本末転倒なのではないかと思う。 先日、スウェーデンのスーパーで小さなジュースを買った。始めはドレッシングかと思ったら、飲み物らしい。飲んでみると、超濃厚な生姜の味がする。この大きさで二百円程度。 僕が欲しかったのは、中身ではなくてこのボトル。この小さなボトルは、一泊分のボディソープなどを入れるのにちょうどいいと思い買った。 先ほどスムージーを飲む人を馬鹿にしたが、僕自身適切な食事を取れてるとは思えない。むしろ、スムージーを飲んでる人よりも栄養が偏ってるかもしれない。生きることの基本は食べることなので、もっと適切な食事をするように気をつけていきたい。

スマホはいらない

iphone が最初に出た頃は欲しくてしょうがなかったけど、今はなんとも思わなくなった。 そもそも僕は、スマホを持っていない。スマホ所有率が世界でもトップクラスのスウェーデンは、スマホを持っていることを前提とした社会になりつつあるのだが、それでも僕はスマホを持ちたくないと思っている。 一番大きな理由は、情報をこれ以上増やしたくないから。スマホはパソコンよりもかなり簡単に情報を手に入れることができる。さらに、スマホに最適化された情報は読みやすい。読みやすさ故に、ついスマホを見続けてしまってダラダラと過ごしてしまう。しかし、内容が薄いため、何にも身にならない。 生活が便利になっていき、余暇の時間が増えたのに結局そんな無駄な時間を使ってしまっては意味がないではないか。 断捨離という言葉が一時期流行って、僕も数冊本を見てみた。そのほとんどが、「本をpdf化してすっきり!」とか書いてあるけど、それは断捨離として完全に間違っている。 断捨離というのは、物質を減らすだけでなく、情報も減らさなければならない。必要な情報以外を捨てるべきなのに、断捨離を語っているやつは物質だけを減らし、情報を一向に減らそうとしない。「パソコンのおかげでモノを減らせることが出来た」とかほざいているやつは断捨離の本質がわかってないし、そんなやつは流行りに乗っているだけでいつか元の生活に戻る。大体カタカナで“モノ”とわざわざ書いているのに、何で物にしか注目してないのか。 話が断捨離を豪語するやつの悪口になってしまったが、とにかく情報が簡単に手に入るようになったから、積極的に情報を捨てていく必要がある。だから僕はスマホを持っていない。タダだったらもらってもいいかなと思うのだけど、 1 万円でも買わない。ましてや 14 万円の iphone X なんて絶対に飼わない。 どんなに便利になったとしても、 1 日は 24 時間しか無いし寿命もそんなに伸びないのだから、無駄な情報を積極的に捨てていこう。

カレーライス

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自炊嫌い、野菜嫌いの僕にとってカレーは心強い存在。カレーを作って食べていると、とても正しいことをしている気分になる。 カレーと言っても別に大したことはしない。ストックホルムにある中華食材店でカレールーを買って作る。本当はスパイスとか混ぜてオリジナルのカレーとか作りたいのだけど、未だ僕にはハードルが高い。 ストックホルムに来てからは、甘口しか買っていない。今の僕には辛口に挑戦する元気はない。辛いものを好きな人は多いけど、僕は辛いものがそんなに好きじゃないし、辛いものを好きと豪語している人も好きではない。

SNSからの撤退

TwitterとInstagramのアカウントを停止し、ついにFacebookのアカウントも停止した。 Facebookは他の二つとは違い、実際に会った人だけがつながっていて、Facebookでしか連絡が取れない人もいたので悩んだが、SNSから離れる心地よさに取り憑かれて勢いで削除してしまった。 実際にSNSをやっていてよかったこともある。Instagramに高校の時の同級生がDMを送ってきて定期的に電話するようになったし、実際にはほとんど話したこと無いけどFacebookで連絡を取る間に、こっちに遊びに来てくれる人もいる。 このブログもTwitterに自動投稿されるようにしていたけど、Twitterを通してコメントしてくれた人もとてもうれしく思う。SNSを辞める時に「残念です」と言ってくれた人にも感謝したい。でも、Twitterから流れなければこのブログを読まないのであれば、結局僕はそのぐらいの存在だったのだなと思っている。 SNSをやめると、いかにTwitterなどで起こっている炎上やバズりなどがちっぽけなものかわかる。そんなことで世の中は変わらないし、自分も変わらない。有益な情報を得ることはあるけど、損することのほうが多い。 『嫌われる勇気』によると、人間の悩みの全ては人間関係の悩みらしい。それならばわざわざやらなくてもいいSNSで人とつながる必要はないではないか。世の中は刻一刻と変わっていって、10年経てば驚くほど生活が便利になっているけど、それは破滅に向かっているように僕は思う。バッタが大量発生し破滅するように、人間も破滅する前の一歩手前にいるのではないか。電気ができ、車ができ、携帯電話ができ、E-mailができ、そしてSNSができる。これらに苦しめられている人はたくさんいる。もちろんその全てを捨てることは出来ないのだけど、せめて少しぐらい捨ててもいいのではないか。

それでもブログを続ける

ツイッターとインスタグラムのアカウントを停止し、いったんは復活させようかと思ったが結局復活はせずに、このまま削除することにした。 なぜ、僕がいったん復活させようとしたか。それはストックホルムに住む日本人に会ったことがきっかけとなる。 その人は、英語のテストを受けなくてはならず、そのテストには会話も含まれているらしい。例えば「地元の思い出」など、その場でテーマを与えられて話さないといけないのだが、今まで平凡な人生だったので、会話をすることがないというのだ。 その悩みについて僕の回答はこうだ。一日まとめてみると、平凡で灰色だが、その一瞬一瞬を切り取ると、赤であったり青であったりする。人生の中で赤い部分だけを切り取ってまとめて、修飾することで平凡な人生でもカラフルな人生に見せることができると。 僕がこう答えられたのは、このブログをやっていたからである。ブログは日記のように一日の出来事の羅列ではいけない。何かしらテーマを絞って書く必要がある。ほぼ毎日ブログを書くことによって、僕の黒に近い灰色の人生もなんとか色がついていっているのではと、自分では思っている。 だから、ブログは続けないといけない。そして公開する以上はみんなに見てもらいたい。今までこのブログはSNSとつながってなかったが、これからはすべてのSNSをつなげてこのブログの宣伝をしようと思い、SNSアカウントの復活を考えた。 しかし、結局それはやめた。みんなに見てほしい気持ちはあるが、たまたまSNSのタイムラインに流れたから見るような人には、別にブログをみてもらわなくてもいいかなと思っている。ちゃんと僕のブログをブックマークに登録してくれる人に見せたいなと。もちろんそんな人ほとんどいないけど、0人ではないとは思うので、これからもブログを続けるモチベーションは十分確保できる。 僕に興味がある人だけ見てほしいように、タイトルも短くした。以前は「ストックホルム」という文字が入っていたので、僕ではなくストックホルムに興味がある人も見ていたかもしれない。しかし、その文字を消したことでストックホルムにしか興味がない人に検索されないようにした。そして、このブログのプロフィールを実名にした。このブログを検索しようと思えば、僕の名前を入力するしかないようにした。僕に興味がある人など、ほとんどいないけどそれでいい。なるべく僕の人生をカラフ

Very Berry Yogurt

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スウェーデンに来てから、日本のときよりも果物をよく食べるようになった。特にベリー系の果物は北欧ではポピュラーで、日本よりも簡単に手に入る。 しかし、僕はベリーが盛んに出ている時期であっても、冷凍のミックスベリーを買っている。ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー、リンゴンベリーがミックスされ、1kgで300円程度。生のものを買うよりだいぶ安い。そして冷凍のほうが甘い気がする。 リンゴンベリーという果物は、こちらで初めて聞いた。日本ではコケモモというらしい。スウェーデンは最も一般的な果物の1つで、ミートボールをリンゴンベリージャムにつけて食べるのがスウェーデン流。僕はどうしてもミートボールに甘いモノをつけることができず、まだ食べたことはない。 そもそもベリーに属する果物を、生物学的に分類するとナスやトマト、バナナもベリーに含まれ、ベリーの代表であるイチゴはベリーの定義からはずれるそうだ。 僕はこの冷凍のベリーに、ヨーグルトをかけ、溶けるのをまって潰して食べている。健康にいいのかどうかわからないが、ベリーまみれのヨーグルトを食べるのは、僕の1日の楽しみの1つでもある。

結婚のメッセージなんてまったくない

友人が結婚するということで、恒例のLINEグループが出来た。僕はこれに辟易しており、今回は登録をしなかった。 すると、そのグループを作った人から直接連絡が来た。結婚のお祝いのメッセージをお願いしますということらしい。 本当に本当に、何のメッセージもない。友人だろうが結婚しても何の嬉しさもない。なぜ沈んでいる僕が、幸せで絶頂の友人にメッセージを送らなければならないのか。全く意味がわからない。 しかし、何か送らないと酷い人だと思われる。友人の結婚に対して、祝う気持ちがない人と、祝えない人を嫌う人。どちらが悪人なのか。 結婚するのは勝手だ。だが頼むから僕に一々連絡しないでくれ。

SNSという雑音

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自宅で育てているミント。最近あまり元気がない。 先日このブログで書いたように、僕はInstagramとTwitterを辞めた。正式には、どちらも未だ休止状態で復活することが出来るようだ。 TwitterもInstagramも休止したことで、自分が投稿できないだけでなく、他人の投稿も見ることが出来ない。僕自身、公開ブログをやっていてこんなこと言うとブーメランになってしまうが、他人の投稿を見ないでいるのは清々しい。 他人の投稿したものなど、ほとんど自分にとって興味がなく重要でない。そればかりでなく、時には何気ない言葉で自分が傷ついてしまうことがある。「TOEIC800点取りました!」というような何の害もなさそうな投稿でさえ、英語がネックな人にとってはダメージになる。そのような害になれど、薬にもならないような投稿をわざわざ見る必要はない。 人間の脳はコンピューターとは違って、あらゆる情報を得ている状態が標準状態。例えばある人の話を聞くときは、その人の声を受け取るのではなく、他の雑音を引いていく。だから、雑音が入ってくる状態のほうが脳にとっては居心地がいい。 だから通勤時間などは、何か目や耳からの情報を欲しがる。長い文章を読むのはつかれるからTwitterやInstagramなど簡単な情報で穴埋めをしていく。その情報がほとんど意味がなく、時には傷つくことがあったとしてもやめられない。 TwitterとInstagramをやめたことで、気に入っていない服を大量に捨てた気分のようだ。ずっと必要だと思っていたけど、本当は必要なく、その分雑音が減ってスッキリする。 ただ、実は今までの文章の流れに反して、僕はTwitterとInstagramのアカウントを復活させようとしている。その理由はまた次回に書く。

ボスとの面接

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雨が降っている。最悪な北欧の冬に確実に近づいていく。 ボスと個人面談を行った。月に一度程度の定期ミーティング。僕がボスの部屋に入るなり、「君はこのプロジェクトに満足していないのか?」と言われた。 実は、そのことは僕がまさにボスに言おうとしていたことである。僕が何も言わないうちにボスの方から言ってきたことで驚いた。 僕はこのブログで愚痴を言っているように、現在の仕事に全く満足していない。僕はいま3人程度のチームで1つのプロジェクトをしているが、興味が無いだけではなく、僕の能力がないせいで僕が10時間かかるところを他の同僚は1時間でやってしまう。だから、僕の存在価値があるのか常に思っていた。 膨大な金と時間を無駄にして博士号を取ったのに、今やっていることはバイト程度の仕事。もし業績が出たとしても僕はファーストオーサーになれない。そんな状況が僕にフラストレーションをもたらしていた。しかし、そのストレスを払拭できるほどの能力はない。そのストレスから脱却するためには、自分でプロジェクトを立ち上げ、自分の研究をすることだけだ。僕は、何か自分で研究がしたいと今回のミーティングで言うつもりだった。 ボスの方から僕が言いたかったことを言ってくれたことで、楽になった反面悲しくなったことがある。僕が何も言わなかったのにボスが気づいたということは、僕が明らかにやる気がなさそうだったのが、傍から見てわかっていたということだ。僕はまさにスウェーデンに来てからずっと悩んでいた。もっと早く告白するべきだったが、その勇気もなかった。 僕が日本で学生だった頃、僕と同じようにアメリカで働いて戻ってきた先輩に会った。その先輩は「アメリカ辛いんですよ。」と冗談ではなく言い、結局途中で日本に帰ってきた。正直僕はその時の先輩を見下していたが、僕はまさに今その状況にある。海外が問題ではなく、主体的に動けない仕事にフラストレーションがたまっている。 僕は一体どうすればいいのか。僕の人生はまだまだ決まらない。

夏の終わり

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2週間程度の夏休みが終わり、スウェーデンに戻ってきた。 8月が終わるにつれ、気温は下がっていき、8月が終わったときには長袖シャツでも寒くなる。夜も徐々に長くなり、僕の気持ちもそれと同時に暗くなっていく。 職場に復帰して、思ったことがある。今の場所と状況は僕が望んでいるものではないし、今の場所も僕を望んでいない。僕が職場にいなくても、現場は回っている。もしかしたら僕がいなかったほうがよく回っていたのかもしれない。 僕のInstagramとTwitterのアカウントを消した。SNSに投稿している、着飾った自分がもう嫌になった。自分に全く自信がないものは同窓会に行けないのと一緒で、SNSでつながることも出来ない。 夏休みが終わり、「逃げたいときは逃げろ」という投稿が話題を呼ぶようになった。よく言えるもんだ。本当に力がない人は逃げることが出来ない。僕は家族も友達もお金もない。逃げることができない。 夏が終わり、僕の気持ちも冬に向かっていく。 ランキング参加中です よかったらクリックくださいね。 ↓↓ にほんブログ村 スウェーデン情報

僕のSNS離れその1 Instagramやめました

タイトルどおり、Instagramやめました。これからTwitterもFacebookも削除しようと思います。 Instagramは、僕の中では結構面白くて、ほぼ毎日写真をあげてました。僕はもともと写真を撮るのが好きで、旅行に行くと一日500枚位撮ります。しかし、Instagramを始めると、「これ撮ってInstagramあげたら、いいねもらえそうだな」と多少とも考えてしまいます。Instagramにあげたところで、いいねをもらえるのは10ぐらいで、しかも一日経てばほぼ誰にも見られません。そんなくだらないものをもらうために、写真を撮るのはもうやめようと。これから誰かに見せるために撮るのではなく、自分のために撮ろうと思います。