ライオン夫婦

ストックホルムの街を歩くと、車止めのためのライオンをよく見かけるが、メスのライオンははじめて見た。

https://www.quora.com/Why-are-there-so-many-stone-lions-on-the-streets-of-Stockholm-Sweden
このサイトによれば、このライオンをデザインしたのはAnders Årfeltという人らしい。もともとゴットランド島で羊の石像を作っていたが、それだと著作権にひっかかるらしく、ライオンに変えたそう。ライオンはスウェーデンの紋章にも使われているので、ライオンを使うのは極自然なことであるとサイトには書いてある。

ライオンは数多くいる動物の1種にすぎないのだが、人間にとっては非常に重要な動物な気がする。実際にライオンがいるタンザニアでは、紙幣に使われていたり、サッカーチームの名前になっている。タンザニアでは分かるのだが、まったくライオンとは縁がないスウェーデンでもライオンが多用されているし、更に離れている日本でも、変わり果てた姿だとしてもシーサーや狛犬としてライオンが使われている。個人戦ではライオンよりトラやヒョウの方が強そうだが、ライオンが何かと多用されるのは何か惹きつけるものがあるのか、それかハーレムを作るオスライオンに憧れているのか。