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10月, 2017の投稿を表示しています

[FI→EE→LV→LT]バルト三国早周り その6:リガで大きなパンに出会う

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(今回の旅は ウェブサイト にまとめてあります) バスに到着したのは、リガの市場の前だった。夕方5時でありもう締まりかかっていたがとりあえず何が売られているのか少しだけ見る。 小さなパン屋があって、そこに大きなパンがあった。今までヨーロッパでは見たことがなかったのだが、この形の大きなパンは、僕が10年以上前に中央アジアに行った時によく見かけたパンとそっくりであった。殆どの人は何も思わず通り過ぎそうな光景だったけど、僕にとっては少し思い出のある光景だった。 これから夕飯を食べるのだけど、嬉しくてこのパンを1つ買った。

[FI→EE→LV→LT]バルト三国早周り その5:バスでリガへ進む

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風邪引いてるので少しだけ書きます。 タリンの滞在はわずか3時間。街から少し離れたバスターミナルへ歩いて向かう。以前アイスランドで飛行機に乗り遅れた苦い経験があるので、なるべく早めに向かう。 1時間ほど待ってリガ行きのバスに乗る。 このバスは飛行機のように席の後ろ側にモニターが付いていて、映画などが見れるのだが、僕の席は一番前だったのでモニターなし。ひたすら窓を見ていた。隣りに座ったのは服装も顔もスティーブ・ジョブズ そっくりなおじさんで、おそらくロシア語を喋っていた。僕のイメージだと、エストニアはロシア語を喋る人が多い分、英語を理解する人は他の北欧諸国に比べ少ない感じがした。体格にしても、特に男性は大柄で顔がでかい人が多くなった気がする。やはりスウェーデンはかなりの美形の国なのだろう。 距離的にはエストニアとスウェーデンは近いのだが、文化的にはちょっと離れている印象がする。 途中、天候がコロコロ変わり雨が降っては止んでいた。天気予報を見ていなかったが、街歩きをする僕としては雨が降ってはやることがないので、リガでは天気がいいことを祈る。 4時間ほどしてリガに到着した。なんとか晴れている。

フラフラ

風邪引いた。先週も風邪を引いて、治ったと思ったら木曜日の朝に急に気分が悪くなって、前回よりも悪い状態に。熱が出て、早退して寝るも辛くて中々ねれない。 なんか、病気になると全てがマイナスになるよね。

[FI→EE→LV→LT]バルト三国早周り その4:パステルカラーの街タリン

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太っちょマルガリータ エストニアの首都、タリンは旧市街が残されており、街全体が世界遺産に登録されている。よく中世にタイムスリップしたような体験ができると、紹介されている。 スウェーデンの首都、ストックホルムにあるガムラスタン(旧市街)も同様に中世のようであるとよく紹介されており、ガムラスタンとタリンがどのように違うのかが楽しみだった。 だが、タリンの旧市街に入ると、ガムラスタンとは全く違う雰囲気であった。最も顕著な違いは、色である。ガムラスタンは基本的に建物が濃い色であるのに対し、タリンは薄いパステルカラーが基本であった。 タリンの街 こちらはストックホルムのガムラスタン 特にタリンで行きたいところは無いのだが、とりあえず丘を目指す。 丘の上には、 アレクサンドル・ネフスキー大聖堂というロシア正教会の教会がある。そこでちょっと休んで、タリンの観光は終了。早足でリガに向かう。

家の前の紅葉

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スウェーデンは森が多いので紅葉が綺麗。僕の家の周りも森なのだが、普段は殆ど歩かない。こんなきれいな場所が徒歩一分であるけど、中々行かないものだ。

[FI→EE→LV→LT]バルト三国早周り その3:エストニアの歴史

バルト三国は比較的新しい国である。エストニアの独立は、ロシア革命時の1918年だが、第二次世界大戦時にはロシアに占領され、大戦後はソ連の15共和国のひとつとなる。 しかし、冷戦の終盤、ベルリンの壁崩壊に象徴されるように東欧の民主化の波がバルト三国にも波及し、1989年にはタリン、リガ、ヴィリニュスを人間の鎖で繋ぐ運動も起き、1991年に独立を果たした。直後に国連にも加盟し、2004年にはNATOとEUにも加盟したのである。エストニアがユーロを導入したのは2011年である。 このような歴史があるゆえ、スウェーデンとエストニアは距離的には近いのだが、エストニアはよりロシアの影響を受け、同時によりロシアを嫌っている。

より単純でキャッチーな情報になっていく

ハイドンは、18世紀に活躍したオーストリアの作曲家。18世紀中頃まではハンガリーの大貴族がパトロンになり、作曲からオーケストラの運営まで面倒見ていたが、そのパトロンが亡くなると、ロンドンに行き、市民相手のコンサートで大成功を収める。 客が変わることでハイドンの音楽も変わる。パトロンがいたときは、歌に通暁した貴族たちを相手にしていたので、同じようなメロディの中での、ちょっとした工夫で聴かせる曲が多く作られた。しかし、通でない一般市民相手になると、飽きさせないように、キャッチーになっていった。 更にベートーベンの時代になると、市民自体が音楽に参加するようになり、メロディ自体が優しくなっていった。 このように、”届ける側”と”受け取る側”が元々少数のプロだったが、徐々にどちらも素人になっていき、情報が単純化していくという流れがある。 この流れは、現在文章において顕著になっていると僕は思う。届ける側がプロ、受け取る側が素人であった時代は昔からあったが、ネット、特にSNSが普及するに連れ、届ける側も素人になり、情報も単純化、キャッチーになっていく。 音楽なら問題ないけど、文章であればより直接的な情報になる。人の思考に直接的に影響する。届ける側が素人になり、さらに届ける側の人口が急激に増えると、正しさよりも、より単純でキャッチーな情報が残り、それで人間が間違った方向に進んでいく危険性があるのじゃないかと思う。 ただ、今のところはやっぱり正しいものが残っているようなきがするけど

各政党の当選率

昨日の選挙、各政党の当選者数はよく聞きますが当選率(100人あたり何人当選したか)はよくわからないので作ってみました。 こうやって見ると、やっぱり自民党強いですね。100人中80人ぐらい当選するんですから。公明党は100%かと思ってたけどそうでもないんだなぁ。 っていうか共産党・・・・ 次は当選率と立候補者の関係です。縦軸の説明の書き方がわからなかったですが、縦軸は立候補者数です。 僕の勝手な推定だと、立候補者数が少ないほうが、一箇所に集中して演説できるので、当選者数が多くなると思ってましたがそうでもないみたいですね。あまり関係は無いようです。とにかく自民党強い。

ノマドとか言ってる奴ほど縛られている

ネットが普及して、「会社に縛られなくても、どこでも仕事ができる」とかバカなことほざいている奴がいるけど、そういう奴の方がよっぽど縛られていると思う。そういう人って常にパソコンを持ってるし、ネットに繋がってないと、電源がないと死んでしまうから。そんなの本当のノマドではないでしょ。 ネットが普及してメールが普及してwifiが普及してモバイルデバイスが普及すればするほど、人間はどんどん縛られていく。僕だって旅に出る時は、常にコンセントやwifiを探してるし。それでも僕は携帯を持ってないし、タブレットも超古くてほとんど使い物にならないのでネット依存度は低いけど、他の人だったら携帯やWifiが繋がらなかったら発狂するんだろうな。たまにSNSで、どこでも仕事ができる自分をアピールしたいのか、野原でパソコンをいじってる写真を上げる人がいるけど本当に気持ち悪いわ。 人類が農業をしだし、家畜を飼うに連れ、家畜になったのは動物ではなく人間であると言われるけど、実際にそんな感じがしてくる気がする。便利になればなるほど、人はもっとモノに縛られて、常に監視されるのだ。そ

このブログについて

このブログのテーマはありません。僕の思っていることや、やったこと、やりたいことなどを書くブログです。 このブログは、僕が書きたいことを、生活の負担にならないように断片的に書いていくものです。まとまった文章はブログではなく、ホームページで掲載します。 このブログは収益化は求めません。収益化を求めているブログはひどくつまらないからです。閲覧数も求めません。閲覧数を求めると、自分が思ったことをうまく書くことができないからです。

[FI→EE→LV→LT]バルト三国早周り その2:ヘルシンキからタリンへ

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僕は陸路(飛行機を使わない)で欧州をめぐるという旅をしているので、ヘルシンキから船でタリンへ向かう。 ヘルシンキからタリンへは2時間程度で到着する。1日に数回往復するのだが、一番早い8時出港の便を予約した。 オンラインチケットには、出港の1時間半前にはチェックインを済ませるように書いてある。ということは6時半には港についていないといけない。ゲストハウスから港まではゆっくり歩くと1時間ほどかかるので、5時に起き、5時半にゲストハウスを出発した。宿泊費に朝食も含まれていたのだが、食べることができなかった。 真っ暗な中をひたすら進む。 チェックインを済ませ、7時半になり船に乗り込んだ。 ストックホルムからヘルシンキなど、タリンクシリヤラインの船はどれも豪華なものが多かったが、今回の船は結構普通な船である。レストランやカフェ等はあるが、バーのようなものはない。席が指定なのかどうかわからなかったが、とりあえず開いている所に座った。 普通2時間程度で着くのだが、何故か30分程度遅れてタリンに到着した。タリンの所要時間は3時間程度である。

[FI→EE→LV→LT]バルト三国早周り その1:ヘルシンキからスタート

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さて、すぐに始まった次の旅。今回はバルト三国をまわる。ただし早周りで。 始まりはフィンランドのヘルシンキ。金曜日の夜にストックホルムのアーランダ空港からヘルシンキに飛行機で行き、そこから街に向かうバスに乗る。 途中で降り、CheapSleep Helsinkiというゲストハウスに泊まる。 これまで幾度となくゲストハウスに泊まったが、このゲストハウスが今までで一番快適であった。24ベッドという大きな部屋だが、2ベッドずつ壁で仕切られていて、寝ていて隣の人と目があうことがない。さらにベッドの横にそれぞれロッカーが置いてあり、コンセントもベッドの横にある。僕が泊まってきたゲストハウスは、Wifiこそあるもののコンセントが部屋の隅にしか無いことが多かったので、このゲストハウスは快適であった。更に今はハイシーズンじゃないのか、人も少なかった。ただし、明日は朝5時には出ないといけないので、すぐに眠った。

民主・社民・共産系は全滅を!

明日選挙なんですね。僕は民主政権の超暗黒時代に就活をしていて、さらに事業仕分けの対象となった組織に入って、事業仕分けされたおかげで病気にもなったので民主党系が絶対に許せません。立憲民主党、社民、共産、希望の党は全滅で良いです。公明党もどうでもいいけど。維新と自民だけでいいよ。

僕のご褒美

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日本にいた時は週末は図書館に行って、カフェでその本を読むのが習慣だった。今は図書館はないけど、カフェはある。

夕日が綺麗な季節になった

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日がどんどん短くなっていくのを感じる。

[TR→BF]ヨーロッパ東端から その13:さよならソフィア

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(旅は、 ウェブサイト にまとめてあります。) 13回も続いた今回の旅も最後。 Moma restaurantに行ったあと、帰国まで時間があったのでソフィアの街を歩く。 街はきれいだが人が少ない。 道路の向こう側に山が見える。僕が住んでいる地域はなだらかな地域なので、ああやって向こう側に山が見えるのは新鮮。僕の故郷は盆地で、360度山が見えていたので故郷を思い出す。 ブルガリアに来てヨーグルトを食べていなかったので、ヨーグルト味のアイスを。  ということで地下鉄で空港へ。さよーならー。 東欧の旅は終わりますが、またすぐ次の旅が始まりますよ〜。

英語の勉強 動画 ”Do schools kill creativity?” のディクテーション その4

But something strikes you when you move to America あなたがアメリカに引っ越した時に驚愕することがあります。 strike=驚愕させる I think math is very important, but so is dance. 数学はとても大事だけど、ダンスも大事.  So 動詞 主語 で、主語もまた動詞である。倒置法になっている。 Stigmatize 汚名を着せる we start to educate them progressively from the waist up. And then we focus on their heads. And slightly to one side. 私たちは、徐々に腰から上を教育している。そして、頭に集中する。そして、一方。 (超直訳っぽくなった。) waist up ウエスト(腰)より上 Brownie point (上司からの)信頼を得る。団員が良い行いをすることにより得る点数。 come out the top トップに出てくる。 come out は出てくる。世に出る。 we shouldn't hold them up as the high-water mark of all human achievement. 私たちは、彼らを人間が到達する最高水準として掲げるべきではないのです。hold them up =掲げる high-water mark =水標の上、最高水準 They're disembodied, you know, in a kind of literal way. They look upon their body as a form of transport for their heads. 彼らは文字通り現実離れている。彼らは体を頭を運ぶものだと思っている。 disembodied = 現実離れしている literal way = 文字通り look upon A as B AをBとみなす 疲れてきたが一週間はつづけないと!!!

[TR→BF]ヨーロッパ東端から その12:ソフィアもうまいのである

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(旅は、 ウェブサイト にまとめてあります。) たった0泊2日の旅なのに、ダラダラと書いてる東欧の旅。ついに残すはあと二回。 ソフィアで唯一やることだった、大聖堂にも行き、あとは飯を食うだけである。 あまり知られていないが、ブルガリアは美食の国らしい。世界三大料理のひとつであるトルコに接し、地中海にも近く、さらに食の都フランスに食材を輸入しているのだそうだ。しかも物価はとても安い。これは期待ができる。 と言ってもあまり下調べをしてこなかった。昼食の前にスタバに入り、Wifiを使って調べた結果、 Moma restaurant というところがおすすめだと言うので行ってきた。  確かにブルガリアっぽい雰囲気。  ブルガリアのコーヒーを頼んだ。トルココーヒーのようにどろどろしたコーヒーである。ゼリーのようなものがついてきた。 水がローズの香りがする。うまい。 肉料理を頼んだ。これが本当にうまい。ブルガリアはうまいのである。  ブルガリアのスパイスがついてきた。パンにつけたり肉につけたりすれば良いらしい。お土産屋にもうってあった。 次はいよいよ最終回!!!

英語の勉強 動画 ”Do schools kill creativity?” のディクテーション その3

What these things have in common is that kids will take a chance. これらの事柄が持っている共通することは、子どもたちは(一か八か)やってみるということです。take a chance(一かばちか)やってみる。 If they don't know, they'll have a go.  もし彼らが知らなくても、彼らはやってみる。have a go =やってみる。 you're not prepared to be wrong, あなたが間違えることに関して心構え(prepare)ができていない come up with 思いつく。 この動画のJosephがなんとかとかいうところは全くわからなかったので飛ばす。

[TR→BF]ヨーロッパ東端から その11:ソフィアの中心

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(旅は、 ウェブサイト にまとめてあります。) ソフィアの駅から歩いて中心部に向かう。EUの中では最貧国ではあるが、途上国のような雑然とした感じはまったくない。 今回の旅は事前にほとんど全く調べていなかったので、とりあえずいちばん有名なアレクサンドル大聖堂に向かう。教会の周りは大きな公園になっていて、そこにたくさんの露天がある。東欧はロシアの影響もあり、マトリョーシカが売られていた。どことなく、アジアの人形に似ている。 そしてアレクサンドル・ネフスキー大聖堂に到着した。 この教会は、ロシア兵を称えるために作られたらしい。当時のブルガリアにとっては、トルコのほうが脅威であり、それと戦ったロシアを讃えてこの教会が完成したそうだ。 教会に入ること自体は無料だったが、写真を撮っていると、写真を撮る場合は有料だと言われた。 疲れたのでスタバで休憩! あと2回でイスタンブール、ソフィア編終了します。

選挙前だから今回の総選挙で争点になってる事柄に関して自分の考えを羅列する

・憲法改正大賛成 ・原発は使うべき ・ベーシックインカムは賛成 ・でも希望の党は嫌い ・立憲民主党、共産党、社民党は嫌い ・地方分権すべき ・大学まで教育無償化すべき ・消費税はあげてもいいよ ・どうせなら相続税100%でいいよ ・待機児童なんて国政でやるなよ ・一院制賛成

スウェーデンに一年住んだ振り返り:今の職場には満足していない

まだまだダラダラと書いてます。自分の振り返りについて。 前回、僕が研究者になった理由を書いた。そして、現在僕は実際に研究者として働いている。しかし、実際のところ今の職業には納得していない。 なぜなら、分野が僕の興味とは違うから。研究者と言っても銀河を研究する人もいるし、電気を研究する人もいるし、歴史を研究する人もいる。僕がいる研究機関は、医療系の研究機関であり、基本的には人を救う目的で研究している。ただ、僕は人を救うことにあまり興味がない、というよりかもっと「生命とは何か」というような基礎的な研究がしたいのである。 僕自身が今の職に応募したのになぜ自分がやりたい仕事をしていないのか。 理由その1は単純に僕の能力がないから。能力がある人は自分でお金を取ってきて自分のやりたい研究ができるのだけど、僕の場合は誰かが取ってきたお金を使わせてもらって研究してる。だから自分の思い通りにはならないのは仕方ない。 もう一つは、この職に応募した時、書かれてあった研究内容が僕の興味・能力と合致していたから。しかし、実際はプロジェクトが進んでおらず、僕の能力を発揮できる以前の段階であり、今の僕はほとんど役に立っていない。例えて言うと、車の塗装のために呼ばれたのだけど、車自体がまだできていなくて組み立てを手伝っている状態。興味もないし能力もない状態なのである。 今の状況は打破したいのだが、僕は研究者として何を解明したいのかが明確によくわからないのである。そこが1番の問題。一体僕は何をしたいのか。僕の人生の中で何を成し遂げたいのかがわからない。終身雇用だと、そんなこと考えなくてもいいのかもしれないが、僕には任期がある。答えが出なければ動けず、結局無職となってしまう。焦るがどうすればいいのかわからない。

英語の勉強 動画 ”Do schools kill creativity?” のディクテーション その2

昨日の続き So to speak いわば And we squander them, pretty ruthlessly. 私たちはそれを、無情に、浪費してしまっている。Squander = 浪費する。Ruthlessly=後悔無く、Ruthが後悔の意味。 My contention is that creativity now is as important in education as literacy 私の主張は、創造性は識字率と同じぐらい重要な教育であるということ。Contension = 主張 literacy = 識字率 Sequel( シークおる) (話の)続き 2日かけて動画5分ぐらいしかできない。ディクテーションは時間かかるなぁ。

[TR→BF]ヨーロッパ東端から その10:ソフィアに到着!

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(旅は、 ウェブサイト にまとめてあります。) 列車は順調に森の中を走っていく。この列車はソフィアが終点ではなく、さらにアナウンスもないからいつ着くのかわからない。 到着予定時刻はもう過ぎ、もしかするともう通り過ぎてしまったのかと少し慌てたが、ただ列車が遅れているだけらしく、朝十時にソフィア中央駅に到着した。 ブルガリアはEU加盟国の中では、一人あたりのGDPが最も低い国である。以前ルーマニアに入国したときは客引きに囲まれ、途上国のような体験をしたので少し警戒していた。しかし、ソフィア中央駅はとても静かであり、とてもきれいだった。 駅から中央部までは歩いて行く。腹が減ったのでなにか買おうとするが、ブルガリアレフを持っていないので、換金できるところまで我慢しないといけない。 ロシア語と同じカフェの表示。東欧を感じさせる。 ブルガリアと聞くと、日本人のほとんどはヨーグルトしかイメージにないと思う。実際にブルガリアのヨーグルト消費量は28.9 kg/年/人であり、日本の6.5kg/年/人に比べると相当多い。しかし、消費量の一位は隣のトルコであり、35 kg/年/人 だそうだ。そしてヨーグルトという名前自体もトルコ語であるらしい。 ヨーグルトしか関わりがなさそうなブルガリアだが、実は第二次世界大戦中は、日本と同じ枢軸国側であった。ただし、ナチスガ行ったユダヤ人の迫害には抵抗し、ヒトラーに呼び出された大統領は、ヒトラーに会った10日後に謎の死を遂げたという。その大統領の息子であり、当時5歳であったシメオンが大統領になるが、当然政治をしきれるわけもなく、敗戦したのもあり国外追放された。そして、70年たった2001年に、シメオンが戻り、首相になったという。 さて、ほぼ何も下調べしていなかったこともあり、中々中心部に出ることが出来ない。道を歩く人に一々聞いて、中心に向かって歩いて行く。ブルガリアの人はみんな優しい。 トラムもよく走っている。道のど真ん中で止まって人が乗り降りしている。車に轢かれそうだ。 続く・・・

幸せだから人を祝えるのか、人を祝うから幸せになるのか

基本僕のLINEにはメッセージは来ない。 たまにくるとしても、結婚式の案内や新郎・新婦へのメッセージがほとんどである。 僕はいまスウェーデンに住んでいるので、結婚式や二次会は即答で断ることが出来るのだけど、困るのがメッセージである。 僕はどうしても結婚した相手に祝う気持ちがないので、なんと言っていいのかわからない。別にこちらとしては、他人が幸せになろうが不幸せになろうが関係がない。友人ではあるにしても、別に結婚したからと言って友人ではなくなるわけではないので何の感情もないのである。 結婚式のメッセージが典型だけれど、僕は他人を祝うことが出来ない。その理由としては、幸せなのに、さらに祝って幸せにする意味がわからないのである。 なぜそう思うかを自分なりに考えてみた。そう思うのは、僕自信が幸せでないという根本があるからだろうと思う。例えば、結婚することが幸せであるとする。ならば、結婚した友人は幸せである。一方結婚していない僕は不幸せである。不幸せな僕が、幸せな友人を祝うと、友人は更に幸せになるが僕は別に幸せにならない。貧富の差が広がるだけなのである。 ただ、僕の考えは間違っているのかもしれない。多くの自己啓発本では、他人を幸せにすることで自分も幸せになると書かれてある。有名な名言としてこういうのもある。 幸福は香水のごときものである。 人に振りかけると、自分にも必ずかかる。  つまり、他人を祝うことで自分も幸せになるのかもしれない。ただ、それってどうやればいいんだろう。

暗い朝

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朝8時で街灯が必要なほど暗かった。アイルランドらへんで大きなハリケーンが来ているらしいけどそれが原因かな。暗い朝って少しワクワクする

英語の勉強 動画 ”Do schools kill creativity?” のディクテーション

できるだけ1日1時間は勉強することにするに決めた。 今週は英語のディクテーション。海外に1年住んでも全く英語が上達しないので焦っているのである。 ディクテーションの材料はこちら https://www.ted.com/talks/ken_robinson_says_schools_kill_creativity/transcript#t-132676 TEDで最もよく見られている動画です。 ディクテーションってものすごく時間がかかって今日は数分しかできなかった。その中でわかりにくかった文章を書いていこうと思う。 I've been blown away by the whole thing.  be blown away は吹き飛ばされるという意味。 プレゼンターは多分、このカンファレンスの後半でプレゼンをしているのだろうが、これまでのプレゼンによって自分が吹き飛ばされる(すごいプレゼンばかり)という意味だろう。 relevant to 関係して。Related toしか使ってないからコレも使っていこう。  you work in education  教育関係の仕事をしている。in 何々は便利かも。 What do you do? お仕事は?単純だけど結構頭に出てこない。 you can see the blood run from their face. 血の気が引くのが見える。 they pin you to the wall. 彼らは熱心に話し出す。壁にひっつけて離さないみたいな意味 It's one of those things that goes deep with people それは人と一緒に深いところに行くものの1つ=深い問題 take us into future 未来に連れて行く despite all the expertise that's been on parade for the past four days ここ最近の専門技術のすべてを持ってしても・・・かな?expertise(エキスパティーズ)は専門技術。Expert(エキスパート)は専門家。on parade は全ての、for the past four daysは数日?

ゴマ団子

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風邪を引いて心も体も絶不調。今の僕の友はゴマ団子だけである。

[TR→BF]ヨーロッパ東端から その9:イスタンブールからソフィアへ

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(旅は、 ウェブサイト にまとめてあります。) たった1日しかいなかったのにダラダラと書いているイスタンブール旅ですが、いよいよ脱出。 度に行くときは、航空券はもちろんのこと、途中のバス・鉄道のチケットもかならずオンラインで予約をしていく。入国の時に出国のチケットを持っていないと万が一入国を拒否されてしまう可能性があるからである。とは言え、今まで出国のチケットを見せろと要求されたことはないのだけれど。 ただし、今回のイスタンブール→ソフィア間の鉄道のチケットは取っていなかった。なぜなら、オンラインでチケットは取れなかったのである。 ということで、イスタンブールについて最初にやることは鉄道のチケットを取ることであった。中心部に着き、Marmaray Sirkeci İstasyonuという駅に向かう。カウンターに行き、ソフィア行きのチケットを買う。4人部屋か2人部屋の寝台を選べ、4人部屋を選択した。 実は鉄道が発車する駅はMarmarayではないそうだが、出発の1時間前にMarmarayからシャトルバスが出るそうだ。観光をした後、夜にもう一度Marmaryに戻ってきた。 駅には猫がいる 指定された場所に行って、念のためここがシャトルバス乗り場かと聞いた。すると、そこにいた湯婆婆に似たおばさんが、「そうだ。私もソフィア行きだ。」と言って握手してきた。このおばさんについていけば大丈夫だろう。 出発時刻になり、バスに乗る。僕は一番前の席になり、その隣はそのおばさんが座った。おばさんと運転手はとても仲が良さそうだったので、おそらくおばさんは常連なのだろう。 1時間ほど走り、郊外の駅についた。すると、隣に座っていたおばさんが、荷物を持ってくれと言うのである。よく見ると、そのおばさんはスーツケース1個に荷物がみっしりと入った大きな袋を3つ持っている。たしかにこれは1人では持てないが、おばさんが僕に優しくしてくれていた理由はこれだったのか。 おばさんの部屋に荷物を持っていき、僕が予約した席に行く。 予約したのは4人席だったが、この列車自体ほとんど人が乗っておらず、この部屋も僕しかいなかった。2人席にしなくてもよかった。寝台列車は他の人がいると寝るタイミングを合わせないといけないので、1人というのはとても快適である。

海外在住の日本人が選挙に投票する方法

衆議院が解散して、日本で衆議院議員の選挙が行われます。僕は今海外に住んでいますが、日本の選挙に投票できるか調べてみました。 海外在住の日本人が日本の選挙に投票することを「在外投票」というらしいです。在外投票する条件は以下の通り。 日本国籍である 18歳以上 在外選挙人証を持っている 3の在外選挙人証の登録の仕方は以下の通り。 ココから 申請書を印刷し、必要事項を書く。 大使館等へ申請しに行く(スウェーデンの場合は在スウェーデン日本国大使館)。 申請する場所は以下のとおりです。 アジア 太平洋地域 北米 中南米 欧州 中東 アフリカ よく海外在住の人ってTwitterとかで「海外デハー」とかほざいてるんで、是非海外経験を活かした判断で選挙してほしいですね。

[TR→BF]ヨーロッパ東端から その8:アジアは遠かった・・・

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(旅は、 ウェブサイト にまとめてあります。) イスタンブールはボスポラスにまたがっており、アジア側とヨーロッパ側がある。メインの観光地は全てヨーロッパ側にあるのだが、イスタンブールに着くと是非ともアジア側に行きたいと想うようになった。 日本を離れて約一年、ホームシックを通り越してもう何も感じなくなったが、海外生活のストレスが無くなったわけではない。今でも、もしどこでもドアがあるのなら毎日日本に帰って松屋にでも行きたいと思っている。そのホームシックが、アジアに入ることで少しでも和らげると思ったのだ。 ということで、アヤソフィアの東側にあるケネディアベニュへ向かう。 そこは堤防になっており、沢山の人が泳いだり釣りをしたりしていた。向こう側はアジアである。 一年ぶりにアジアを見たが、実はそこには橋は無く、アジア側に行くためには北側の橋まで行かないといけない。そこまでの時間はないので、アジア側に行くのは断念せざるを得なくなった。 悲しい気持ちもあるが、しょうがない。もうちょっとヨーロッパで頑張らないと。また会おう、アジア!

[TR→BF]ヨーロッパ東端から その7:イスタンブールで日本語を話す人

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(旅は、 ウェブサイト にまとめてあります。) トルコは新日国家である。その理由の1つは、1890年にトルコの軍艦が和歌山県に座礁し、その時に村人が助けたかららしい。親日国家だからかどうかわからないが、イスタンブールの観光地では日本語で話しかけてくる人がいるというのをよく聞いていた。特にグランドバザールでは、日本語で客引きをして結局買わなかったら暴言を吐いてくるらしい。 僕は実際にローマのコロッセオで、「ホンダ〜、ナガトモ〜」と近づいてくる人に20ユーロとられた事があるので、僕に話しかける人にかなり警戒している。そもそも、異国の地で僕に用事がある人など絶対にいない。話しかけられたとしても立ち止まる必要はない。 実際にグランドバザールを歩いたが、前評判とは違い実際に日本語で話しかけてくる人は殆どいなかった。日本語に限らず、僕に客引きをしてくる人は殆どいなかった。そうなってくると幾分寂しい気にもなる。 次に話しかけられたのはアヤソフィアの前である。しかし、日本語ではなく英語で話しかけられた。タバコの火を持っているか聞かれ、持っていないと答えると「日本人か」と聞かれた。そうだと答えると、日本語は少し話せると言い、「ありがとう」「こんにちは」と言っていた。おそらく日本語で話しかける客引きの見習いの人なのだろう。失礼にならないようにその人から離れようと思い、「ちょっとここで水汲むから」と水道で立止まるとその人も止まり、また話しかけてくる。いい加減めんどくさくなり、完全に無視すると、「何で君は会話しないんだい?」と聞かれた。なぜ君と会話しないといけないか聞き返そうとしたが、その前に去っていった。 その彼が去り、ついに日本語で話しかけて来る人にあった。 「そんな熱そうに飲まなくても」 僕がしょっぱいヨーグルトを不味そうに飲んでいるのを見て彼はそういった。 僕が何も答えないでいると、流暢な日本語で「何かおみやげは買わないの?」と直球で質問してきた。僕は今までの旅でも一回もお土産を買ったことがないので、興味が無いと答えると「友達いないの?」と図星を突かれ、腹が立った。 その後も彼は話しかけ続け、僕が芳しくない反応をすると「なんか冷たいね」と言われた。たしかに僕の対応は冷たかったかもしれない。次にどこ行くの?と聞かれ、駅に行くと言うと、丁寧に案

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ナショナルデー旅行をまとめました。 https://sites.google.com/view/masakazu-travel/%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%BC%E6%97%85%E8%A1%8C?authuser=0

[TR→BF]ヨーロッパ東端から その6:イスラム講義

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(旅は、 ウェブサイト にまとめてあります。) アヤソフィア、ブルーモスクに行き、次はスレイマニエ・モスクまで歩いて行く。 途中有名なグランドバザールを通った。 スレイマニエ・モスクに到着した。 スレイマニエ・モスクは、アヤソフィア、ブルーモスクとともにイスタンブール歴史地区として世界遺産に登録されている。中心部にあるブルーモスクの方がポピュラーであるが、こちらのモスクのほうが大きく、イスタンブールでは最大のモスクである。 トルコがイスラム教国家になった時、元々キリスト教の教会であり、素晴らしい建築技術を持ったアヤソフィアを超えることが目標であった。そこで、トルコで最も有名な建築家ミマール・スィナンがスレイマニエ・モスクを建設した。 現役で使われているモスクなので、もちろん無料。靴を脱いで中に入る。中はブルーモスクとそれほど違いはわからない。 全面がお祈りをする人用で、後ろ側が観光客を含むすべての人用。僕がモスクの内部の写真を撮っていると、現地の人が声をかけてきた。首にカードをぶら下げており、このモスクを説明するボランティアの人だった。そこから僕は1時間ほど捕まり、イスラム講義を受けたのである。その講義を覚えている限り書いていく。 ファサードはあるのか まず、モスクの建物には正面があるのかどうかを僕が聞いた。例えばキリスト教の教会ではファサードと言われ、建物の正面がわかる。ただ、モスクの写真を撮っていると、どこが一体正面なのか明確にわからなかったので聞いてみた。 答えは、建物の外観にはファサードというのは無いらしい。そもそも、モスク自体どのような形にするべきという決まりはないのだそうだ。もちろん地域によって似かよりはあるのだが、ミナレットが必要とかドームが必要などということはないらしい。実際に、スウェーデンのようなほぼキリスト教国家には、モスクはマンションの一部屋などということがよくあるそうだ。 ただ、モスクで唯一重要な点は清潔なこと。たしかに、ブルーモスクもこのスレイマニエ・モスクも、掃除機でカーペットを掃除している人がいた。 偶像崇拝の禁止 次に、偶像崇拝の禁止について。イスラム教は偶像崇拝を禁止しており、元々教会として使われていたアヤソフィアは、モ