日本の自衛隊は学者にタブーを破らせようとしている!?

このブログのタイトルに「生物学博士」っていう言葉を入れたのは、生活のことだけじゃなくて、科学ネタも書こうと思ったからです。でも全く書いてないので、気合を入れて科学ネタを書いていこうと思います。
アメリカの科学誌Scienceに、日本のことが書かれてありました。

原文はこちらです。
Japanese military entices academics to break taboo


ざっくり説明すると

①1950年に、日本学術会議は、「戦争を目的とした研究」を決してしないと宣言した。
②しかし、2015年に防衛装備庁(ALTA)は、軍事用途と民間利用両方に使える研究資金を大学に提供するプログラムを始めた。
③その予算は、今年は520万$だったが、来年度から9500万$に増大させる。
④ALTAは、他国による脅威が増大する中で、民間の研究者と協力して、高度な技術を維持する必要があると言っている。
⑤ALTAの資金で行った研究は、自由に雑誌に投稿できる。
⑥最終的には、各大学が軍事研究を容認するかどうかを決めないといけない。
⑦現在は10大学が参加を表明している。ほとんどの大学はほとんど表明を明らかにしていない。

僕の考え

まず、軍事研究は賛成。国なのだから武力を持つのは必須。それは生物学や歴史学を少し勉強すればすぐわかる。武力なしの戦いなど無い。選挙等の非暴力的な戦いは、武力が背景にあるから成り立つわけで、弱肉強食という事実の中で武力を持たない選択など無い。

軍事研究というのは、人々に役に立つ科学技術をつくるきっかけになる。インターネットもコンピューターも乗り物も軍事利用があったからこそ発展した。

ただ、僕が軍事研究をするのはしたくない。というのは、軍事研究は最終的には非公開になるわけで、そうなると僕が殺った仕事なのかどうか世間に知らせることが出来ないから。

以上です。


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