街コンという残酷なイベントに参加してきた

街コンが非常に恥ずかしくて参加できなかったのだけど、このまま参加しなくて死ぬのもだめだなと思って参加してきた。

ただ、大人数の飲み会のようなものだと絶対にひとりぼっちになると思ったので、個室で女性と二人で話すタイプの街コンに参加した。漫画喫茶のようなブースに、女性が入っており、男性がそこに入る。数分話しをし、次の人のところに行くという形式である。

時間丁度に到着し、ブースに入って自己紹介カードを書く。そこにはもう女性がいた。まだ開始してないので話さないが、なかなか気まずい。開始になるといきなり話し出すのがなんともビジネスライクだ。数分して、その場で相手の印象を紙に書いて次のブースに入る。このくらいの時間なら沈黙にならなくてすむ。

合計10人ほどの女性と話した。この中で明らかに可愛いのは二人。このイベントでわかったのは、少なくとも僕に関しては収入とかタバコを吸うとか趣味とかそんなの関係なくて、とにかく顔しか見てないということ。おそらく相手もそうなんじゃないかと思う。

すべての女性と話したあと、最後の女性と同じブース内で、連絡先交換のカードと付き合いたい女性の番号を書いたカードをスタッフに渡す。僕は最後の女性を含む二人のかわいい人に連絡先を書いたカードを渡した。その場で連絡先のカードは渡される。ちなみに僕は1つももらえなかった。最後の女性は数枚もらっていて、その中に僕のカードも含まれていた。「カード書いてくれたんですね」とその女性は僕に話しかけてくれたが、その後その女性から連絡は来ていない。

最後にマッチングの発表。僕が可愛いと思っていた女性二人が他の男性とマッチングしていた。イベントは終了になり、先に男性から帰る。トボトボと階段を降りるのは切ない。

正直10人の中で、一人ぐらい僕に連絡先を教えてくれる人がいるかと思ったが全くそんなことはなかった。現実を教えられた瞬間だ。

女性の中にも、見た目はイマイチだが純粋そうな人はいた。話が合いそうな人はいたのだが、結局顔が重要なのだなと思う。

街コンは多くの人にチャンスを与えるイベントなのかもしれないが、結局弱肉強食が鮮明になってくるもので、僕は確実に弱者であることを思い知らされた日だった。