やろうと思っていたことができなかったときに、「次は頑張る」と思いがちです。例えば、週3でジムにいく予定だったが、仕事が忙しくて行けなかった、来週は頑張るなどです。何かができなかった場合、自分にとってハードルが高いものであることを素直に認める必要があります。頑張ってやるものは、長続きしません。 何かができなかった場合、さらにハードルを下げる方法を試す必要があります。週3でジムに行く目標を達成できないのであれば、週一にしてみるとか、家の周りを散歩するだけにするとか。家計簿を毎日つけられないのであれば、アプリを課金してほぼ自動で家計簿をつけてもらうなどです。そうしないと、いつまでも自分は成長しません。 成功しないのは、ハードルが高い行動を選んでいるからです。ハードルが高い行動を設定するということは、自分を過信してしまうからです。自分はできる人間であると思うのが間違いです。私達は、自分が思っているよりはるかにダメ人間であるということを自覚する必要があります。確かに計画するときはこれはできると思いがちです。これはなぜかというと、計画しているときは、基本的に自分の調子がいいときです。そしていざ実行に移すときには気分が乗らなかったり、疲れていたりします。だから、頑張ったらできると思うものは挫折します。頑張らなくてもできるものを設定すること、そのためにはお金や人を使ってできるだけハードルを下げることが必要です。