タブレット戦国時代突入か。鍵は手書き。
ずっとAppleのiPad一強だったタブレット業界が動き出している。まずGoogleが純正のタブレットであるPixelTabletを6月に発売することを発表した。充電ドック付きで8万円とiPad よりも低価格ではある。
続いてAmazonも新しいTabletを発表した。11インチでペンが使える。これまでAmazonは低価格のKindle fireを出していたが、ついに高価格帯のタブレットを発表した。といっても価格は3万円台と、他のタブレットよりも安いことには間違いない。
タブレットを買うかどうか決める時は、まず消費メインか生産メインかを考えた方がいい。消費、つまりネットを見る、動画を見る、電子書籍を読む目的であれば、安いKindle fireで十分である。おすすめは8インチのkindle fire。10インチはちょっと大きい。
タブレットを生産目的で使うというのはどういうことか。生産目的でタブレットがパソコンに勝てる点は手書きである。ノートとしてペンとともに手書きができるのであれば、それはパソコンよりも優位になる。
つまり、ペンがちゃんと使えるがどうかが、タブレットを選ぶ鍵になる。まず、ipadはその点で安心できる。iPadとApple pencilであれば、遅延もほぼなく、パームリジェクションもきいている。
問題は新しく出るPixel tabletとAmazon Kindle fireである。どちらもUSIペンを使えるという情報がある。USIペンは、事前にタブレットに登録する必要がないペンだが、Lenovo chromebook duetで使う限り、パームリジェクションが弱すぎてペンを使う気になれなかった。Pixel tabletやAmazon Kindle Fireではどうなるのだろうか。そこが鍵となる。パームリジェクションがちゃんと聞くのであれば、iPadよりも安いPixel tabletやAmazon Kindle Fireも十分に購入対象になる。発売されてレビューを期待したい。