生物学者としての初心忘れるべからず #考える #学ぶ
ある研究者と雑談をしていて、魚や動物たちを観察すると、初期の生物学者としての感情を思い出すと言っていた。
確かに、生物学者として研究をしているのだが、実際は本来の研究とは遠い作業も多くある。
例えば、研究をするためには助成金を獲得しないといけないのだが、その助成金の案内を探したり、応募条件を見たり、その条件に沿うような研究内容にしたり。あとはフォントを整えたり、図を見やすくしたり。
実際の研究をするにしても、現実的なものじゃないとできないし、業績を出さないといけないので、本来の興味とはそれていったりする。そのほかにも人間関係の構築とか、お金の使い方とか。
そんなことばっかりして、本来の学者としての興味が薄れがちだし、実際になんのために研究をしているのかよくわからない人もたくさんいる。自分はそうなりたくないし、やはり生物にとって大切な研究をするべきだと思う。