Mac miniを買った
スペックは以下の通り。HDMIケーブルを含めて10万以内だった。
- 8コアCPUと8コアGPUを搭載したApple M1チップ
- 256GBストレージ
- 8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ
- 16GBユニファイドメモリ
- 256GB SSDストレージ¹
- ギガビットEthernet
基本的には最もスペックが低いモデルだが、メモリだけは16Gに増やした(最も低いのは8G)。これは、4Kモニターをつなげたときに、動作が遅くなるんじゃないかと心配したため。
そもそもパソコンを買うのは久しぶりである。職場から与えられていない自分のパソコンとしては、現在はASUS C101PA(Chromebook), Rhasberry piの2つ。この二つはパソコンというよりタブレットのような感覚なので、自分の中ではパソコンには含まれない。
パソコンを買った歴史を振り返ってみる。一番最初に買ったのは大学生の時。パソコン工房で小さなデスクトップとモニターを買った。結構安くて10万は絶対していないと思う。ファンが壊れて、扇風機を当てながら使っていた記憶がある。
次は大学院の時。大学4年から研究室を割り当てられるのだけど、僕が入った研究室は、共用のノートパソコンがあまりなく、あってもかなり古いMacbookだった。なので、自分用に持ち運びができるノートパソコンを買った。買ったのは工人舎のSA1Fという超ミニPC。いわゆるネットブックというもの。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0611/08/news024.html
かなりスペックは低いが何とか作業ができるレベル。なんといっても小さいので気に入っていた。これは大学を卒業してもしばらく使っていた。船に乗って1か月間バイトをしたことがあるがそこにも持って行った。
僕の記憶では、自分で買ったパソコンはそれだけである。あとは職場で提供されているパソコンを使っているので、全く自分で買ってないことになる。
なぜパソコンを買おうと思ったか。それは知的生産的な仕事をしているのなら必須だと思ったから。僕が持っているものはChromebookだけで、これはこれで非常にいいのだけどモニターにつなげられるほどの能力がないので、いわゆるパソコン(Windows, Mac, Linux)を買うことにした。基本的にお金はあまり使わない方なんだけど、10万ぐらいいいよね。
選択肢としてはWindows, Mac, Linuxがあるけど、まずWindowsは除外。なんとなく嫌いというわけではなく、インフォマティクスがやりにくい。 WSLも今はあるのだけど、それでもうまくいかないことが多い。
本当は自作PCを作ってLinuxで行おうとしたが、やはり仕事で使いたいときにはMicrosoft Officeの呪縛というのがどうしてもあって、Linuxだとどうしてもやりづらいことがある。そもそもChromebookだとやりづらいからパソコンを買うのであって、Linuxだとやりづらさは変わらない気がするので、LinuxはNG。
ということで、インフォマティクスもできてMicrosoft officeも使えるMacにすることにした。僕は決してApple信者ではないが、アンチではないのでとりあえず買ってみることにした。
Macの中でも選択はいくつかある。ノートパソコンのMacbook Air, Macbook Pro, デスクトップのiMac, Mac Mini, Mac Pro. まずMac ProとMacbook Proは除外。 Mac Proはあまりにも高すぎる。Macbook Proは中途半端さがある。Chromebookを使っている身としては、ノートパソコンにスペックは求めないという信念があるので、Macbook Proまでは必要ない。
モニター付きのiMacも除外。理由はモニターをもう持っているから。
残りはMacbook AirとMac miniになる。実は値段もそこまで変わらないし、ほとんどの人はMacbook Airを買うと思う。僕もそうしようと思っていたのだが、今回はMac miniを買った。
Macbook Airは持ち運びができるのだが、外で作業をすることが僕にはほとんどない。しかももし外で作業するとしても、結構な確率で同じ空間にMacbook Airを使っている人がいるので、それがちょっと恥ずかしい。何度も言っているが、ノートパソコンは低スペックで問題ない。ノートパソコンはバッテリーとディスクプレイがある関係で、劣化が早いので安いChromebookもしくはタブレットを持ち運ぶのが正解だと思う。
Mac miniはUSB-Aが使えるのも大きい。まだまだUSB-Aの需要はあり、例えば僕が持っているトラックボールはUSB-A接続なのでそれも使える。USB-Aが使えないストレスを軽減するという意味だけでもMac miniはいい。
価格も10万以内というのがいい。数年使えれば十分元が取れると思うので、チャレンジして買う価値はあると思う。一体型というのは一部が壊れたり、古くなるとすべて取り替えないといけないので、デスクトップなのは非常にいい。
ということで、来週に届く予定。おそらくMac シリーズの中では一番人気がなさそうなシリーズだけど、大切に使っていきたい。