新しいものは一週間で飽きる
パソコンやスマホなど、新しいものはほしいのだけど、届いた瞬間はキラキラしてとてもテンション上がるけど、使ってくると一気にくすんでくる。
そりゃそうで、MacでもWindowsでもIphoneでもAndroidでもやることはそんなに変わらないのだから、普段とそこまで変わるわけではない。初めてパソコンの電源をつけたときは、まっさらできれいなのだけど、使ってくると一気に日常と変わらなくなってくる。
ipad miniがほしかったけど、ケースとペンを買うと10万弱するし、1万円のkindle fireとやることは殆ど変わらないのでここはぐっと我慢することにした。そりゃほしいけど、そこまで裕福なわけではないので。
かわりに、自動二輪の教習所に通うことにした。値段は5万円強。ちょうどipad miniの本体と同じぐらいの値段である。その値段で一生使える免許がとれるんだからこっちのほうがお得だよね。
ここ数年は、その前よりも少しだけ僕の中で金銭的に余裕が出てきたので、少しずつお金を使う量を増やしている。無駄なものも結構買ったけど、何が無駄で何が無駄ではないかというのは経験しないとわからないことで、その経験をするだけでも価値はあるかと思っている。
例えば、3千円を超える食事というのはどんなに金額を上げてもその分質が上がるわけではない。客層が変わるということはあるかもしれないが、質が高いから値段が高いのではなく、値段が高いから質が高いと思っているだけである。6千円のステーキランチを食べたことがあるが、お肉自体は2000円ぐらいのステーキと殆ど変わらない。2万円を超えるホテルというのはロビーが豪華なだけであり、部屋自体は1万円程度のホテルと変わらない。レストランが入っていたりするが、ホテルのレストランを使うことはなく、外に食べに行くのでそれは必要ない。レンタカーも値段が高い車とそうではない車にほとんど差はない。
しかし、安い麦茶とちょっと高い麦茶は明らかに差がある。50袋300円の水出し麦茶と20袋300円の沸かして作る麦茶には味に雲泥の差がある。こうやって何にお金を使うべきか、自分の価値観を確立していけば、無駄遣いというのはなくなると思う。