10月1日に香川県に移り住んだ。香川 = うどんという等式をほぼすべての日本人が理解する。香川以外にそんな県はない気がする。高知 = かつお、大阪 = たこやきと言っても、どうせ毎日食べないんでしょうという暗黙の了解があるが、香川県民は毎日うどんを食べるとみんな思っていて、実際にそういう人もかなり多いと思う。 まず、やはり香川県にはうどん屋が多い。僕の職場はかなり田舎なのだが、歩いていける範囲にうどん屋が2件ある。 僕がうどんを食べるペースは、2週間に一回ぐらい。あえて食べないようにしている。そこまでうどんに熱狂しているわけではないのと、やはりそんなに味の違いを感じられないからである。スーパーの冷凍うどんでも充分に美味しい。 香川県民は、本当に毎日うどんを食べる人がいる。たまにうどん屋に行くと、「いつものでいいすか」と店員がよく客に言っている。その頻度が非常に高い。朝はやくから空いているところも多く、朝食もしくは昼食で毎日同じうどんを食べているのだろう。 僕はたいてい注文するときは肉うどん。かけうどんが基本なのだけど、どうしてもスープに麺が入っているだけのものに、お金を払う気がしない。ただ、かけうどんはどこも300円以内なのに、肉うどんは500円を超えるから、やはり毎日食べるものではないと思う。丸亀製麺は、釜揚げうどんが基本メニューとしているのだけど、それは戦略な気がする。かけうどんが基本ではあるが、それは僕と同じでわざわざかけうどんを外食で食べたくないと思う人が大半だからだと思う。 釜上げうどんも頼むが、ほとんどのお店だと時間がかかる。実際に香川県民は釜上げうどんはあまり頼んでいないと思う。 ということで、そこまでうどんに興味がないが、たまに食べてもいいかなという程度である。あと香川県って発すると、聞いた人がとっさにうどんっていうのは本当にうざいのでやめてほしい。