doとbe

GTDで最も難しいのは、行動とプロジェクトをごっちゃにしている点である。プロジェクトは「複数の行動が必要なもの」と定義されるが、最後の「もの」というのがわかりづらい。

プロジェクトというのは、結果である。結果は、直接のアクションではなく、複数のアクションと外部の影響により達成することができる。外部の影響が入る以上、自分の力で100%達成できるわけではない。例えば、「大学に受かる」というのは、結果である。これは複数の行動、例えば数学の勉強をする、志望校を決定する、志望校に願書を提出するなど、様々な行動を含む。さらに、どんなに試験でいい点をとっても、さらに成績の良い人がいるとその大学に受からないかもしれない。

アクションなのか結果なのかは、人によって異なる。「近くのスーパーに行く」というのはほとんどの人にとってはアクションかもしれないが、引っ越してきたばかりの人や、車の運転を最近始めた人にとっては結果かもしれない。複数のアクションが必要だからである。結果は定義するのが難しいが、一方アクションは定義するのがかんたんだ。その文章を見るだけでやることが明確にわかり、1日で終わるもの。これがアクションであり、そうでないものは結果であると考えれば良い。いちいちアクションとか結果とか書くのは面倒なので、間tンにdoとbeとかく。これらの2つの違いを表にする。

do

be

一日で終る

一日で終わらない

自分だけで完結できる

他人の影響が必要

それを読むだけでやることが明確にわかる

それを読んでも行動がわからない

#管理

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