メモは増やし、消していく
メモというのは、メモだけで完結するものではありません。あくまでメモは一時的なものであり、永久的に保存するものは清書だけです。ですから、かならずメモは増やしたら処理をして消していかなくてはなりません。
この消していく作業は非常に大事です。なぜなら、メモというのはそもそも処理待ちの情報ですから処理していかなくては意味がありません。例えば、締切がある事柄をおもいついて、忘れないようにメモしたとします。しかし、そのメモを放置して、締切に間に合わなかったらメモの意味がありません。そのような経験を繰り返していくと、メモをすること自体に信頼性が失われ、やがてメモ自体をしなくなってしまいます。
メモを処理するタイミングですが、その日のうちに処理することがベストです。メモをするときには、歩いているときだったりして、単語のみを書くことがありますが、その日のうちならその単語から何を書こうとしたのかが思い浮かびます。しかし、日を重ねるごとに忘れていき、その単語から自分は何をしようとしたのかが思い出せなくなっていきます。そうなると、やはりメモの信頼性が失われてしまいます。
ちょっとスキマ時間にメモを処理することをおすすめします。例えばレストランで食事が運ばれてくるのを待つ時間や、仕事のちょっとした休憩時間、電車を待つ間はとりあえずメモを見て、消せるものはどんどん消していきましょう。普段なんとなくSNSやニュースをみて時間を潰している時間をメモを処理する時間に充てればかなり有意義な時間となります。