清書を残すときには、主張・データ・根拠を書く

清書を残すときには、必ず自分の主張を中心にしないといけません。どこかに書いてあるデータだけを保存すると、頭にも残りませんし、そもそも保存する意味がありません。しかし、主張だけの文章は、全く説得力がありません。「自分はこう思った」という主張を書く場合、必ずその根拠を示す必要があります。その主張と根拠は、トゥールミンモデルに従って書くと効果的です。

トゥールミンモデルとは、イギリスの哲学者スティーブン・トゥールミンが1958年に出版した『議論の用途』で提唱された、議論を分析するための枠組みです。このモデルには3つの主要な要素が含まれます。


・主張(Claim):議論が提示する主な断言または論題。

・データ(Data):主張を支持する証拠や事実。

・根拠(Warrant):データと主張を結びつける推論または仮定。


この主張、データ、根拠の三角関係を意識して清書を書くことが重要です。

 

アーカイブ

もっと見る