旅で写真を撮らなくなった
今回の旅で自分が変わったなと思ったのは、写真を全く撮らなくなったことだ。以前の僕はほぼ数分ごとに写真を撮っていて、写真を見れば何をしていたかが明確にわかるほどだった。しかし今回はカメラを持っていかなくてもいいぐらいに写真を撮らなかった。もちろんスマホでも写真をほぼ撮っていない。
こういう心境になるとは思っていなかったが、なぜそうなったのだろう。一つは旅が僕にとって、何かを達成する趣味ではなく、単なる慰安のものになったということだ。僕は飛行機を使わずに世界を旅する「世界を陸路でつなぐ」というものをやっているが、今回は全くそういうものではない。もう一つは、写真自体にほとんど価値がないということを知ったからかもしれない。観光地の写真など5万とあるし、食べ物の写真を撮ったところでどうなることもない。かといって芸術的な写真を撮ろうとも思わない。
まぁ海外に行けばまた心境は変わるんだろうけど。