財務省の近現代史
#本
最強官庁である財務省の歴史。もとは税金を集める部局が強かったが、今では税金をいかに使うかを決める部局が強いとのこと。
経済な健全な状態とは、物価上昇2%程度のマイルドインフレな状態であり、過度なインフレ、デフレは良くない。お金はいくらでも刷れるのだからすればいいんだけど、なぜか財務省はそれを嫌がるらしい。
面白かったが、民主党政権で終わっているところが少し残念。安倍政権のアベノミクスでは、物価上昇2%を目標に大胆にお金を刷るという政策をしているのでそれをどのように書いてるか、知りたかった。
財務省に限らず、国家公務員の目的は事務次官になること。ただこの事務次官というのは、任期が一年ほどぐらいしかないらしい。