日本から韓国へ 3 ソウル着

KTXで釜山からソウルに向かう。ソウルについたときは夜の7時ごろであった。駅に隣接するデパートのフードコートで食事を取ることにした。韓国全土でそうなのかはわからないが、このフードコートはレジが一つで、そこで料理を選び、お金を払うシステムだった。そこでビビンバを食べ、地下鉄で予約していたゲストハウスへ向かった。

このゲストハウスは2000円程度と安く、予約サイトのレビューも良かったが、消して居心地は良くはなかった。まず、二段ベッドにカーテンがなく照明がついていると明るくて眠れない。次に、酔っぱらいのような若い韓国人の男性が夜まで大声で喋っていてうるさい。更に、僕のベッドがクーラーの風をもろに受けるので、寒くて風邪を引きそうになるのだ。挙げ句の果に、僕のベッドは洗面所とも近く、誰かが出てきてドアを開けっ放しにしているとその明かりで眩しい。僕は数多くのゲストハウスに泊まってきたが、もしかしたら今までで一番良くないところにあたってしまったかもしれない。

8時頃でまだ寝るには早いので近くのカフェにでも行こうと思ったが、どこもしまっていた。仕方なくセブンイレブンでコーヒーを買って、近くの公園で飲んだ。韓国にもセブンイレブンはたくさんあり、そこでコーヒーも売られているが日本のものよりも高くてまずかった。流石にやることもなくなったので不満な宿に戻り寝ることにした。

次の日、朝から明洞に行った。お目当ては白湯スープの有名な店だが、朝の9時頃には大行列ができており、並んでいる人のほとんどは日本人であった。僕もおそらく彼らと同じサイトを見てきたのでなんとも言えないが、恥ずかしくなってそこの店に行くのを諦めた。代わりにスーパーで巻きずしとヤクルトのようなものを買って近くのベンチに座って食べた。

続く・・・