博士号取得者は就職が難しいというのはあながち嘘ではないと思う

博士号取得者は一度は聞いたことがあるだろうけど、博士号取得者は就職が難しいというのはあながち嘘ではないと思う。

博士号という資格がプラスされただけなのに、なんで難しくなるのか疑問だったが、採用する側になって、その理由がわかってきた。

まず、博士号取得者は、雇うときの給料が違う。派遣会社が派遣する際も、学士<修士<博士と、値段が上がってしまう。値段が上がるのであれば、即戦力として働いてもらわなければ困る。各会社でほしい人材というのは決まっているので、それに合致した人でないと受け入れずらくなる。

それに、博士までとって、研究分野と違うところを探しているとなると、どうしても実力がないのではないかとお思ってしまう。

僕も、博士卒業後の就職は難しかった。派遣会社にも籍をおきながらも、自分の研究を継続したいと思っていたのだが、なかなかそうはできず、ギリギリ就職できたぐらい。今は自分の研究を活かせてはいるのだけど、それはたまたまだと思う。

これは結構由々しき問題な気がする。博士号は医師免許よりも時間がかかるのに、医師よりも給料は低く、かつ就職もしづらい。そんな資格取る人がすく新野は当たり前である。その意識をどう変えたらいいのだろう。

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