眼科で体力を消耗した

かいしゃの定期検診で、右目の眼圧が再検査になってしまった。そろそろ行ってくれと会社に言われたので、今日の午前中に行ってきた。雨の降る中、一時間ほど歩きたどり着いた眼科は、外から見ると休診なのかと思うほど暗かった。

ドアを開けると、小さい待合室があり、その隣に小さい小窓がある受付がある。待っている人は誰もいない。受け付けに行くと、どうしたのか聞きもせずに保険証を要求され、すぐに先生に呼ばれた。診察室は古い実験室のように、雑然と機械や書類が置かれている。先生は二人いるが、一人は文庫本を読んでいた。

トトロに出てくるお父さんのような先生に、眼圧が高いと言われた旨をいうと、早速検査が始まった。まずは視力検査から。

次に、部屋が暗くなり、目に照明を当てて目の中を見るのだが、それが眩しくて見ることができない。反対の目も開けたままにしてくれと言われるが、眩しいものを見ると目を閉じる反射が働くのか、光を当ててない目も開けることができなかった。

涙目になりながら眼圧の検査。あの風が当たる検査は苦手なのだが、直前の光を当て他検査のほうが遥かに辛かったので、眼圧検査はあまりたいしたことなかった。

しかし、眼圧検査は一つでは終わらなかった。風を当てるより正確な診断があるということで、点滴をさされ、青い光を見ろと言われた。ドーナツ型の青い光がどんどん目に近づいてくる。あまりに怖いが緊張すると眼圧が上がるということで、リラックスしろと言われた。目に何かを入れられ、リラックスしろなんて無理な話である。なんとか終わったが、冷や汗をかいた。

眼圧自体は正常であったが、最終的な確定はここのしせつではできないということで、結局よくわからない診断結果になってしまった。ただただ体力とお金を消耗しただけの一日である。