SEYHAN KEBAB (トルコ)

今回のWorld FOOD tripは通天閣から伸びる商店街にある小さなトルコ料理屋SEYHAN KEBAB。



普通に歩いていると見逃してしまいそうになるが、たまに店主が回っている肉を削ぎ落としたり、トルコアイスを伸ばしたりしているので、そのときには一気に人が集まる。




ケバブとアイスがメインで、持ち帰りも可能だが店内にも10席ほどあり、食べることができる。僕が入ったときには一人であったが、あとでトルコ人の留学生がやってきて、店主とトルコ語で話していた。

僕はケバブセットを頼んだ。まずは、マッシュルームのスープが届く。とても美味しい。


 つづいてメインのケバブがきた。

ケバブと言えば、肉を回転させながら焼き、それを削ぎ落として薄いパンにくるんで食べるものを思いがちだ。しかし、広義にはケバブというものは焼き肉料理の総称であり、このスタイルはドネルケバブと呼ばれるものである。さらにトルコでは薄いパンではなくハンバーガーのように丸く厚いパンやフランスパンに挟むこともよくある。

トルコ料理は中華、フランスとともに世界三大料理と呼ばれており、世界的に有名である。トルコがアジアとヨーロッパが交差する場所にあり、さらに地中海にも接しているため様々な食材が混在してトルコ料理ができている。ただし現在はイスラム教であり、豚肉は用いられない。

ケバブを食べ終わったあと、トルコアイスが提供された。写真だとわからないが、かなり弾力があるアイスである。正式名称はドンドゥルマと呼ばれ、サーレップと呼ばれる植物の根が入ることで、弾力が生まれるらしい。伸びる様子を写真に撮りたかったが、両手がふさがっているため写真が撮れなかった。

今回の店も当たりの店である僕のFOOD tripはまだまだ続く。