android tabletはやはり仕事には向かないな
今週がテレワークになり、パソコンを持って帰るのもめんどくさいのでAndoroid tabletで仕事ができないか考えた。まず、キーボードがないと話にならないからBluetoothキーボードを買った。LogicoolのKey-to-goというキーボード。これは以前スウェーデンで買って、使っていたのだけど、旅行中に無くしてしまった。このキーボードの特徴は、板のように薄くてかばんに入れてもボタンが引っかかるとか押されるような心配がない。そのかわりうちやすさを犠牲にしていて、値段も1万円と高い。僕は安くてうちやすいキーボードを持っているので、持ち運びやすさの面からこのキーボードを買った。基本的に仕事用だけど、プライベートでも使いたいから自腹で買った。
キーボードを備えたAndroid tabletはもはやパソコンだと思って、作業していたけどやっぱりなんか違うな。
家でできる仕事は主に以下
- Slack
- Gmail
- Document作成
- Google calendar
- Chrome
このうち、ひとつずつ問題を書いていく。
まずSlack。これはチャットなのでそんな大したことをしないのだけど、Androidのアプリ版は物理キーボードを想定していないのか、エンターを押した瞬間に投稿される。英語だと問題ないのだけど、日本語だと漢字変換OKのつもりでエンターを押すとそれが投稿されるのでうちにくい。パソコン版とかウェブ版はEnterもしくはCtrl + Enterで投稿と選択できるのだけどアプリ版はないみたいだな。ウェブ版とアプリ版で仕様が異なるのは開発的にも使用者としても困ることがあるので、ウェブ版で一本化してほしい。これはGoogle が考えていることなんだろうけど。
つぎにGmailについて。これはSlackのようにエンター問題というのはないんだけど、資料が添付されたときが面倒。タブレットというのは基本的にファイルを保存するということを考えていないので、添付ファイルを保存・閲覧がパソコンより一手間かかる。さらにパスワードがかかったファイルだと、より一層めんどくさい。あのパスワードって、意味ないと思うんだよね。同じ人にメールを送るわけなんだから、間違った人にメールを送った場合、結局その間違った人にパスワードを送るようになると思う。自分の首を絞めている典型例だと思うんだけどな。
Google document.これは単純な文章ならいいのだが、スプレッドシートの図やスライドの図を貼り付けてリンクするとなるとむずかしくなる。基本的にタブレットというのは画面に1アプリしか表示できないので、複数のアプリをまたぐ作業に全く向かない。さらに、他のパソコン等でスプレッドシートの表を添付したものがAndoroid tabletではリンクしているように表示されなかったりと、色々不都合がある。
Google calendarについては特段意見なし。
最後にChromeについて。今までの作業はすべてGoogleベースだから、Chromeさえあれば行けるんじゃないかと思うかもしれない。しかし、Andoroid tabletについているChromeは、パソコン版Chromeよりも劣る。例えば拡張機能がなかったり。色々面倒なので、結局ストレスが貯まるんだよね。
ということで、Android Tabletは全く作業には向かない。おそらくipadもそうだろう。しかし、Chrome OSのタブレットは、基本的にパソコンにキーボードがないものなのでこれはいけるかもしれない。だからといって、わざわざタブレットを買う必要はないと思うけどね。