OneNoteを数日使ってみた感想
情報の一元化のためにOneNoteを数日間使っている。今までMicrosoft系のサービスは避けていて、Google系サービスを使っていたのでどうしてもMicrosoftのサービスに対する嫌悪感があるのだが、現在のところ結構好印象である。
使い方
OneNoteはノート>セクション>ページという3階層の構造になっている。しかし、情報は細かく分類すると必ず崩壊するので、僕はノートは一冊にし、セクションも「クイックノート」の一つにしている。そのクイックノートにすべてのページを入れるようにしている。
入れる情報は、できる限り全てにしている。でないと情報をまとめる意味がない。僕はWindows, Mac OS, Kindle Fire OS, Androidを使っているのだが、その全てでできる限り簡単に情報を入れられるようにしている。まず、Android とFire OSにはOneNoteアプリを入れ、バッジを表示している。何をしていてもバッジが画面上に表示され、そのバッジを押すとすぐにメモをとることができる。
OneNoteのいい点
バッジ
まず、バッジがめちゃくちゃいい。思いついたことは一瞬で消えてしまうので、できる限りすぐにメモを取れるほうがいい。バッジはどの画面でも出てくるのですぐにメモを取ろうという気分になる。しかも、Fire OSでもOneNoteアプリがインストールできるというところが非常に大きい。Fire OSというのは本当に限られたアプリしか使えることができなくて、Google playをインストールするのは、手間がかかり推奨されていない。アプリがインストールできたとしてもウィジェットなどは使うことができないのだが、なぜかOneNoteのバッジは使えるのである。これは非常に大きい。
手書き
次に、手書きがやっぱりいい。ウェブページやPDFをそのままページに貼ることができ、ペンで書き込めるので勉強が非常にはかどる。しかも右側、下側に無限に広げられるので紙の大きさを気にせずに書くことができる。
OneNoteのイマイチな点
同期
複数端末で使えるOneNoteだが、同期が完全でない時がある。これは結構致命的で、忘れるためにメモを書いているので、同期されていないメモがあるとおちおち忘れていられない、つまりメモを書く意味があまりないのである。ただOneNoteは非常にリッチな情報なので同期が遅いのは仕方がないことなのかもしれない。
継続性
手書きもできるというかなり高機能なOneNoteだが、高機能過ぎるゆえに、OneNoteがなくなったときの情報のバックアップができるのかどうかが不安。しかもOneNote自体あまり開発が盛んでないので、結構心配である。
デジタルな情報は、まずテキストファイルが最も堅強である。テキストファイルはなくなることはまずない。次はMicrosoft Office系も亡くならないだろう。だからGoogle drive二保存されているデータは、Google driveがなくなったとしてもすぐにバックアップが取れるのだがOneNoteはなかなかそうは行かないのが現実である。しかも手書きで無限ページなOneNoteはかなり情報のバックアップは難しいのではないか。
まぁ今の所結構いいので、一ヶ月ぐらいは使ってみたいな。