『想像力なき日本』は読んでよかったが、自分には参考にできない
現代美術家村上隆氏の本。日本とタイトルに有るが、特に日本限定の話はあまりしていないように思える。それより、自分は自分の仕事をどう考えるかというのが主な話だったように思える。
村上隆氏の仕事を表すならば、体育会系、ブラック企業である。カイカイキキギャラリーは完全な上下関係があり、挨拶ができなくてはならないし、上司は物を壊しで怒鳴ることもある。命がけで作っていかなければならないという思想は僕にはちょっとできないな。
僕は彼に憧れているし、数億円の作品は僕には作れないけど、彼の考えでなくても彼のような作品を作れればいいなと思っている。村上隆的というか村上春樹的な。