シンプルで幸せな暮らし

現状に不満を持っており、上昇志向のある人は数多くいる。しかしその一方で、現状に満足しており幸せに暮らしている人も数多くいるのだということを知った。

僕は今、頻繁に兵庫の親戚の家に行っている。今住んでいる家にほとんど物がないことと、食事が貧相なものしか食べられないので避難の場として使っている。親戚は夫婦の二人暮らしで、今は年金ぐらし。日々やることはないのだがのんびりと暮らしている。

朝は6時半に起き、朝食を作りテレビを見る。少し遠くのスーパーまで買い物に行く。買うものは殆ど決まっている。牛乳、コーヒー、卵など。昼飯は買うかまた作るかする。散歩に行って帰ってきて夕飯を作りテレビを見て眠たくなったら寝る。

たまに子供や孫が来る。そのときに外食をする。あとはほとんど外食はしない。

暇なような気もするがそれでいいのである。今は簡素化、デジタル化して無駄に余暇の時間ができ、それでいて現状に不満を持っている人が多くいるのだが、もっとシンプルに生きればそれで十分に幸せに暮らせるのだということを知った。