プロジェクターと人間との戦いはいつまで続くのだろう

職場が新しいビルに移りました。会議室も最新のプロジェクターが入り、実際に会議でパソコンの画面を移すためにプロジェクターが使われました。
しかし何をやっても移りません。チャンネルを変えても、アプリをダウンロードしてもUSBを指してもどうにも動作しない。結局会議は古いビルに戻り行うことに。

思えば、常に人間はプロジェクターと戦ってる気がします。僕が大学に行きだしたのは15年ほど前ですがその頃から講義の最初は教授が四苦八苦して、挙げ句の果に事務の人を呼んでパソコンをつなげていました。学会でも、つながらない人が多くて、何も映らないまま、タイマーのベルがチーンと虚しく響くことが多々あります。

確かにプロジェクターもパソコンもいくつもの会社が独自に開発してるので統一はとれないかもしれません。確かに性能は進化してますが、果たして便利になっているのか疑問です。というのも、人間自体は進化しているわけでもなく、やってること自体も対したことないからです。黒板で書くのと紙を配るのと、パソコンの画面を移すのは、やってることは同じ。

便利になってるようで、世の中はけっこう不便になっているような気が僕はしてます。