100分de名著 アドラー その1:行動するかしないかはあなたが決めている

100分de名著を読んでみようシリーズ 今回はアドラー。
もともと「人生をどう生きるか」をテーマに僕は見ているのでアドラーはドンピシャです。『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』も読んだけど、そのおさらいのような感じ。結局いくら本を読んでも自分でまとめていつも心の中に思っていないと意味はないんだということが分かった。

アドラー心理学の基本は「人生はすべてあなたが決めている」というもの。これはサルトルやフランクルと同じ。結局哲学者ってみんなこれが出発点なのかもしれない。

アドラーはもっとそのことに踏み込んでいて、「あらゆる行動は、過去の原因ではなく目的から行動をとっている」らしい。

例えば、「顔が悪いから告白できない」ではなく「告白して、傷つきたくないから顔輪が悪いというのを言い訳にしている」と言っている。行動しないのは全て自分の意志であり、何も障壁はないというのである。

ただし、行動した後に傷つく可能性は否定していない。また、行動が成功につながるかどうかも議論はしていない。ただ、行動することはあなたの勇気次第である。