研究がうまくいかない

いやはや研究がうまくいかない。今までできていたものさえ、できなくなっている。最初はなぜできなかったのかを考えるようになるが、あまりにできないと逆になぜ今までできていたのか不思議になる。すっぱり諦めてしまいたい。

アドラー心理学には、人間は1つのコミュニティしか属していない人はいないのだから、そのコミュニティに追い出されても問題ないと書いてある。だから、自分のやりたいことをやる勇気を持てと。

でも僕は今の職場のコミュニティ以外のコミュニティに所属してるんだろうか。例えば僕が死んだときには僕の職場の人間以外が気づくことはあるんだろうか。少なくとも、給料をもらってるのはその職場だけなんだからいくらアドラー心理学で威勢のいいこと言われても、現実には僕が所属してるのはそのコミュニティしかない。

老子でも、宇宙とは道でつながっており、社会から追放されたとしても、大自然の中の一員であることには変わりはないと言うけど、別に大自然が給料くれるわけでもないし。「そういうことじゃない」って哲学者は言うかもしれないけど、現実問題としてはそういうことでしょう。

僕とにかく、にできる事はもうしらみつぶしにやることだけである。1から100まで順番にやっていくことしかない。ただその時にちゃんと記録しておかなければ、永遠に1を繰り返すことにもなってしまう。なかなか人生はいつまでたっても苦しいものなのだ。