星と星座とTwitter

もうとっくの昔に終わってしまったんだけど、横浜トリエンナーレという去年あった芸術祭のテーマが「島と星座とガラパゴス」というタイトルだったらしい。

キュレーターの意図とか全く知らないんだけど、人同志が簡単に繋がりやすくなっているようで実はとても希薄になっている現代をイメージしてつけられたのかなと思った。

SNSの代表としてTwitterと、星を関連させて説明してみる。Twitterのアカウント(人)が1つの星。星は自分と似た人たちをさがして、繋がって星座を作る。そのつながりを強めるために、威勢のいいことを言って「いいね」をもらう。

でも、その星座は、自分だけが見えている見かけの線でつながれているだけ。H2Oの水素と酸素のような結合とは違う。自分だけが見えているだけだから本当はつながってなんかいない。それを証拠に、アカウントを消した所で、他の星に何の影響もない。

あたりを見渡すと、自分が特別な星だと思っていたけど、ただ宇宙にある無数にある星のうちの1つにすぎないことがわかり、より孤独感を感じてしまう。

僕は、旅好きな人とつながりたいと思って、Twitterをちょっとやったけど、すぐやめてしまった。理由はTwitterなんかやっても幸せになれないからなんだけど、他の人ってTwitterやってて幸せに感じてるんだろうか。