本 『仕事は楽しいかね』

現在の仕事を楽しめていない僕にぴったりの本であった。

この本の 1番の根幹は、なんでもいいからやってみろということである。

よくやりたいことをやれとか人は言うけれども、実際には何を自分がやりたいのかはなかなかわかるものではない。さらに何が成功するのかもわからない。過去の先人達が成功したとしても自分がやった時に成功するとは全く限らない。

つまり目標などを設定したとしてもそれが成功するとも限らないし本当に自分がやりたいことに向かっていくのかもすらも分からない。ということは思いついたことをどんどんやっていけばいいだけなのである。

この話は『天職は寝て待て』とほとんど同じことを言っている。さらに実用主義とも同じような事を言っているのではないだろうか。自分達は目的を与えられていない。だから自分自身で目的を与えるしかない。さらにその目的は正しいとか正しくないとかそういうことはない。

現時点で自分が思ったことをやればいい。そしてそれが失敗すればそれで終了というだけのことである。コインの表を出したければ、ただたくさん投げるだけなのである。