ヴァックスホルム再再訪

ヴァックスホルムにやってきた。ヴァックスホルムというのはストックホルムからやくバスで一時間ぐらいのところにある島で、バス一本で簡単に行ける。これまで煮回来たことがあったのだが、その二回ともオフシーズンの冬で、一番のメインであるヴァックスホルムフォートは閉まってて行けなかった。僕は今休日はとにかく歩くことを目標にしているので、ヴァックスホルムまで行ってフォートに行けば十分歩数は稼げると思いやってきた。



今年の夏は北半球全体が暑いらしく、ストックホルムも例外ではない。気温は30度ぐらいなのだが、日差しが強く、長い間直射日光には当たっていられない。しかし、木陰に入ると非常に心地よく、木陰でヴァックスホルムの海を眺めていると幸せな気持ちになる。

到着したのは昼で、まずは昼飯を食うことにした。僕は最近は精神状態を保つために、外食することを我慢しない。今回もスーパーでパンを買うようなことはせず、レストランで食事をすることにした。しかし、どのレストランもハンバーガーやパスタ程度しかなかったので、少し外れのBoulangerie Cafeというところに入ってほうれん草スープとパンを頼むことにした。雰囲気はいいカフェなのだが、このメニューがなかなか来ない。まぁ僕がやるべきことは歩くことぐらいなのでいくら時間がかかってもいいんだけど。待っている間に昨日買った「コンビニ人間」を読んでいた。


結局注文から30分立ってスープとパンが来た。遅かったが美味しかったから良しとしよう。僕は普段肉食で、野菜などあまり食べないので、野菜+スープという言葉の優しさにふれるとつい笑顔になってしまうのである。よくわかりませんかね。

スープを食べ終え、ヴァックスホルムの要塞に向かう。要塞は、それ自体が島に作られており、泳げるほどの距離なのだが船で行かないといけない。チケットを買って渡し船で3分、要塞に到着した。正直言うと要塞はそれほど面白いものでもなかった。


一時間ほどでもどり、人気のアイスクリーム屋でバナナアイスを食べ、ストックホルムに戻った。