企業セミナーに行ってきたけど途中で逃げた

今の職場には満足しているけど、ゆくゆくは自分で稼ぐようになりたいと思っている。しかし何をしていいか全くわからないので、起業セミナーに行ってきた。こういうセミナーがあるところが大都市に住んでいるメリットである。

しかし、結局休憩のときに逃げ出してしまった。

まず、到着した際に名札に名前を書くのだが、それをニックネームで書かないといけなかった。それがまず嫌だった。

次に、オリエンテーション。このセミナーははじめての人ばかりかと思ったが、月一でやっているセミナーに参加するというものだった。はじめにアイスブレイクとして隣の人と話す。僕の隣は50歳ぐらいのおじさんで、このセミナーに2年ぐらい出ているらしい。もうその時点で僕はこのセミナーから逃げようと思った。二年も経っているのに起業もしていないのではあればこのセミナーの意味はないと思ったから。セミナーといいながら、ただ単に仲良しクラブになって、長く滞在させて会員費を多くもらう姿勢が感じられた。

アイスブレイクのあとは、講義。内容は①発信②差別化③ビジネス。まず発信についてのお話。芸人のヒロシの本を紹介していた。ヒロシは今Youtuberとして人気が出ている。彼の本によると、今までの稼ぎ方は、受注者が発注者のもとに直接赴いて受注してもらうシステムで、今は受注者は自由に発信し、発注者が注文するというシステムになっているという。つまり、発信することが大事ということが言いたいらしい。

僕はこの意見に反対。結局宣伝しているのは同じことで、それがピンポイントかそうでないかの違いでしかない。さらに、Youtubeなど不特定に発信して、特定の人から利益を得ることができるまでに相当な時間がかかるし、ピンポイントでの宣伝に比べあまりにも効率が悪い。

セミナーではとにかく好きじゃないとやる必要ないと言っていたが、それならもはやこのセミナーの意味は全くない。なぜなら好きなことならもう始めているから。

あと、参加者が全員だめそうな人たちだった。僕自身そうかもしれないけど、やっぱり第一印象で合いそうか合わなそうかというのはわかる。だから、もうこのセミナーは逃げた。

あーまたセミナーとか受けてみようなかなー。もう仲良しクラブみたいな感じだともう行く意味はないな。