100分DE名著『ラッセル幸福論』:社会を幸福にする行動をとる

ラッセル幸福論の最後。正直正しく読み取れているのかよくわからないが、僕が納得したものを書いていく。

ラッセルは幸福になるには行動をするべきであると言った。その行動はどのようなものがいいのか。まず一つは、いろんなことに興味を持つこと。興味がたくさんあるのなら、たとえ一つがダメになっても他にすがることができるから。
行動は、「社会を幸福にするような行動」であるべきである。自分は社会の繋がりなしに生きることはできず、社会が不幸であれば自分は幸福になることは困難である。だから、自分のことばかり考えるのではなく、社会を幸福にするような行動をとること。そうすることによって、自分も幸福になれる。その際には他人から賞賛されることを決して望まず、その行動自体が自分を幸福にするものであるということ認識すること。自分が行っている行動は、そこまで大したものではなく、かつ利己的な行動である。見返りを決して求めてはならない。

そして行動はなるべく「困難であるが達成可能なもの」であるものが望ましい。
ということで、『ラッセル幸福論』終了。