[NP]フィヨルドの王道2:ベルゲンのフィッシュマーケット

(今回の旅はウェブサイトにまとめてあります。)

ベルゲン空港からトラムで中心地に向かう。着いた次の日に、大規模なシティマラソンがあるらしく、街の至る所が通行止めになっている。トラムも終点までは行くことができず、途中の駅で停車した。

今回予約したゲストハウスは中心地から離れたところにある。中心地からまたバスで30分ほどかかる。明日の朝早くベルゲンを出発するので、ゲストハウスに行く前にベルゲンの街を少し歩くことにした。ベルゲンの街は空港と同じく非常にきれいな街である。ストックホルムもきれいではあるがゴミが落ちていたり落書きがあったりするが、ベルゲンは全くそんなことなかった。僕が今まで行ったヨーロッパの街の中で最も綺麗な街であった。しかし、金曜の夜であっても夜九時頃には殆どの店が閉まっていた。ほぼ唯一フィッシュマーケットがぎりぎりやっていたので、そこでフィッシュスープを食べることにした。

ノルウェーは海に面しており、魚が美味しいとよく言われる。スウェーデンも同じくバルト海に面しているのだが、バルト海は昔使われていたDDTなどで未だ汚染されており、スウェーデンで売られている魚もノルウェーから輸入されているそうである。


二人とも空港で夕飯を食べたので、フィッシュスープを一つだけ頼むことにした。クリーム系のスープで素晴らしく美味しい。パンもついてきて、一つだけで満足である。


フィッシュスープを食べ、バスセンターに行き、ゲストハウスに向かうバスを待つ。電光掲示板ではあと30分待たないといけない。バス停で待ち、そろそろ来るかと思い、もう一度電光掲示板を見るとそのバスの表示がなくなっているのである。もしや違うバス停から出たのかと思い、また30分ほど待たないといけないと思ったが、ただバス自体が遅れていただけであった。

バスは山を登り、きれいな夜景が見えた。スウェーデンは全体的になだらかな地形で、上から夜景というのがあまり見えないので、新鮮な景色である。これもフィヨルドのおかげなのだろうか。

今回予約したのはHotel Montanaというゲストハウス。10人一部屋である。この日はまだオフシーズンに入る前で、ホテルはベッドは満員であった。